あらー、表紙絵がないですねー★
ツヴェルガーっぽくて好きな表紙なんですけどね^^


内容(「MARC」データベースより)
ある町に大男の住む広い大きな屋敷がありました。大男が長い間家を留守にしていたので子供達は毎日庭へやって来て遊んでいました。ある日、大男がもどって来て庭で遊んでいる子供達を追い出してしまいました。それからその庭には春が来なくなり…。

文章はオスカー・ワイルド
絵はリスベート・ツヴェルガー
出版社は冨山房です。

ツヴェルガーさんの作品は
ノアの箱舟
ハーメルンの笛吹き男
をこれまでに紹介しています。

ぽい、と言えるほどオスカー・ワイルドを読んでいるわけではないんですが
この人の作品、独特の硬さ・冷たさみたいのがある気がして
それをうまいこと生かしているなぁ、と。

そしてツヴェルガーさんの絵の大男がねー
なんかこのバランス
そうそう、おっきい人ってこんな輪郭!みたいなw
極端にいうとジャイアント馬場さんですが
にょーんと伸びた感じ、もっと言うとチョイっと間延びしているというか
手足がすぽんっと長いというか、ね。
実をいうと太ってないと背の高すぎる人のバランスって縦横がアレ?って人けっこういましてね。
そんな感じをと~~~ってもよく描いているわけです。
リアルです。


表情はというと
これがあんまり恐ろしくはナイw
わがままではあるけれど、残虐ではないわけね。
ちょっと偏屈っぽいですが。それはまあ、デフォということで。
このサイズでしゃがれた声だから
怒鳴られたらこわそうだけど
改心したらコワくないよ
そんなムードが、うまいですわ~♪

そんでね
物語のターニング・ポイントになるちっちゃい男の子がもう
いたいけだったら!
彼の顔は出てきません。後ろ向き。
そして最後の部分では絵にすらならず、文章のみです。
(主を描くのは畏れ多いから?)
でも、この後ろ頭から見えるほっぺのぷくぷくしてることったら!

こんなにかわいい子どもたちに気づいたからこそ、大男は思うんですよね。
「うちの庭には、たくさんきれいな花がさいてるけれど」
「いちばんきれいな花となれば、なんといっても子どもたちだなぁ」
ってね。

さいごの救いはキリスト様によって…という
とても西洋風というかキリスト教っぽいというか

宗教!ダメダメダメ!みたいな人は毛嫌いしそうな内容ではありますが
宗教の持つ美しさ、清らかさみたいなものが
とってもよくあらわされている作品なので
そういう意味でワタシはとってもおススメします。

絵のタイプは違いますけども
「神の道化師」を読んで「いいんじゃない?」って方にぜひー♪
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