出久根さんの絵本がまた読みたくなりまして。

【送料無料】マーシャと白い鳥

【送料無料】マーシャと白い鳥
価格:1,470円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
白い鳥に弟をさらわれたマーシャ。さがしにいく途中で出会うのは、土でできたペチカ、赤い実をいっぱいつけたりんごの木、そしてミルクの小川。さあ、マーシャは弟を、つれもどすことができるでしょうか?ロシアに古くから伝わる昔話。5歳から。

ロシア民話の再話はミハイル・ブラートフさん。
絵は出久根育さん。
出版社は偕成社です。

出久根さんの作品は
十二の月たち
を、つい先日紹介しました。

うーん、やっぱり女の子の顔とか、絵の雰囲気が違うなぁ…。

「十二月」と比べるところから入ってしまいました★

物語自体は非常に民話っぽい感じです。
グリムでも同じような雰囲気の作品はあるし
日本の民話とも通じるところがあるような?
私が似たような要素を感じたのは「三枚のお札」だったりします。
逃げながら助けてもらうところね。

なので
いきなりペチカが出てきたり
さらったのがババヤガー(彼女の表記は本によって違いますよね。ワタシは「バーバヤガー」が読みなれています)だったりと
ロシアっぽ~いテイストにもかかわらず
とっても読みやすかったです。

出久根さんの絵は
硬質で、全体的に影が濃いのですが
それがこのちょっと不気味で強い作品の内容にとてもあっています。

だってね
姉のマーシャはたしかに自分が悪くて弟を盗まれちゃったわけですが
それにしても
自力で弟を探して、しかもとりかえしにいくんですよ!?
ババヤガーとは直接顔を合わせることはないのですが
さらった鳥が追いかけてくるのを
うまくかくれてやりすごします。しかも3回も!

マーシャのキリっとした
こわばっているのかな?とも思わせるような硬い表情が
真剣さを際立たせていて
なかなかかっこよいのですよ。

弟のワーニャが
どうも無表情っぽいのは
ちょっと気になりますけどね。
しかし
ワーニャが遊んでいて
離さなかった金のリンゴ
えらいでかいな…
(そして、こんなん持っていて
帰ってきた両親に事態はバレなかったのであろうかw)

ドキドキ、ハラハラさせて
でも最後はちゃんと安心できる
安定した物語と
不安定さを誘う絵と。
ちょっとゆらゆらするような、バランスの妙をお楽しみいただける作品だと思います。
スポンサーサイト

シンデレラ 絵本・グリム童話2

ピアノ調律師

comment iconコメント ( -0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( -0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。