モンゴルの作家のコンビ作品だそうです。ちょいと珍しいのでご紹介。

【送料無料】おかあさんとわるいキツネ

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価格:1,470円(税込、送料別)


以下、Amazonよりコピペ内容紹介
モンゴルの北の森には、赤ちゃんをねらう、悪いキツネがいます。お母さんは、赤ちゃんの顔に墨を塗ってウサギのふりをさせたり、トナカイの毛皮の服を着せてトナカイのふりをさせたりして、赤ちゃんを守ろうとします。でも、ある日、とうとう、キツネは、揺りかごの中で眠る赤ちゃんをさらっていってしまいます。お母さんは、大トナカイに飛び乗って、キツネを追いかけます。風と雪が、お母さんを襲います。お母さんは、赤ちゃんを救えるでしょうか?!
モンゴル人の作家と画家による、モンゴルの厳しい自然を背景に繰り広げられる雄大なお話です。外は雪と氷でも、画家のボロルマーさんの描く、オルツと呼ばれる遊牧民のテントの家の中の温かく、心がなごみます。
雄大な自然の中で、子どもを守り抜くお母さん。その姿に、子どもたちは、大きな愛を感じて、心からの安心を覚えることでしょう。子どもを膝にしっかり抱いて読んでほしい1冊です。

文章はイチンノロブ・ガンバートルさん。
絵はバーサンスレン・ボロルマーさん。
出版社は福音館書店です。

このモンゴルの作家のお二人、どうやら巻末の著者紹介によると
現在は日本在住、というか留学中のご夫婦のようですね。
なるほど、それでかーと
ちょっと納得。

というのは、モンゴルの絵本が日本の出版社で出てくるには
よ~っぽど詳しいヒトがいるとか
コネがあるとか
要するになんかルート的なものがないと
絵本というシェアも絶対数も少なそうなモノは
そもそも作品としてなりたちにくいし
それが日本に入ってくるにはさらに狭き門になるでしょうし…
ってことなんですよ。

かたつむり文庫の作品をこのブログで紹介したことがありまして
ここで紹介した以外にもけっこういろいろ読んだんですが
文化の違い、前提の違いというのは
ストレートに出すと面白くもなりますが、それよりも「なんじゃコレ?」になる可能性も高いので
翻訳以外にも苦労が必要そうなんですね。


もっといいのは
その国の作家さんと打ち合わせしながら『日本で出版する』事を考えながら作ることでしょうと思っていて
この絵本は
まさにそんな感じの「ツボ」をきちんと押さえているので
異文化の楽しさ、美しさと
日本人にわかりやすく、というのが
うまいこと両立されているわけです。


内容については、例によってAmazonがものすごーく書いてくださってますからw
略するとして
ワタシがこの本で感激したのは
お母さんの強さ、たくましさ。
どうもこのお母さんはひとりで赤ん坊を育てているようで
お父さん的な強さも持っているんですよね。
ある意味猛々しくもある強さで赤ちゃんを守り
さらったキツネを追いかける。
この迫力が
モンゴルの大地の広さとあいまって
非常に魅せる見開きを作っています。
(言葉のエコーは誰の案かわかりませんがステキなアイディア♪
でも
フォントや文字の大きさに緩急がついてたらもっと迫力だったんじゃないかな~)

読みやすく楽しい作品です。
キツネが食べたくなるのもわかるかも…と思っちゃうくらい
おいしそう!って言いたくなるようなつやつやのまあるい赤ちゃんと
強い強いモンゴルのおかあさん
そしてトナカイたちのかわいいようすを
ぜひお楽しみください。
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十二の月たち

サティン入江のなぞ

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