書店ウォッチングで見つけた本です。

【送料無料】幽霊派遣会社

【送料無料】幽霊派遣会社
価格:1,470円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
魔女になるための夜間学校でしりあったミス・プリングルとミセス・マナリングは、幽霊が見えるという能力をいかして、幽霊派遣会社をつくることにした。家がなくてこまっている幽霊と幽霊をひきとりたいという人間の仲介をするのだ。ふたりの事務所には、人のいいおだやかな幽霊の家族やもと貴族のいかにもおそろしげな幽霊の夫妻が、それぞれにふさわしいすみかを求めてたずねてきた。小学校高学年から。

文章はエヴァ・イボットソンさん。
絵はひらいたかこさん。
出版社は偕成社です。

イボットソンさんの作品紹介はこのブログではお初になります。

しかしこのタイトル、秀逸ですわぁ♪

原題は「Dial A Ghost」…直訳だとどうなるんだろう。「幽霊に電話する」でいいの?

奇しくも昨日ひとりごと的にマッチングのことを記事にしましたが
この本は幽霊と人とのマッチングの物語です。

幽霊をあっせんする…
このセンス、すごいなーと笑っちゃうんですが
導入部もいいんですよ。
幽霊になったモデルケース的なひと家族についての紹介がされるんですが
この紹介によって
幽霊ってどんな感じなのかとか、幽霊になる人ならない人がいるとか
幽霊を見える人と見えない人がいるとか、ね。
そういったことがわかるのと同時にストーリーにすんなり入りこめるようになっています。
うまいなー^^

つかみがオッケーなところで
幽霊派遣会社へと物語が進んで
さらに孤児院のようすが語られ、(やっとのことで)主人公のオリヴァーが登場します。

最初のうちは場面転換が多いので、ちょっと戸惑う方もいるかもですが
めまぐるしくはあってもすぐに理由がわかるので
違和感は感じないことでしょう。
ストーリー展開の伏線的なものもあるので
ミステリ好きな大人はにやっとするでしょうし
子どもはこういう展開に馴染むことで
その後の読書をさらに楽しく味わうことができるんじゃないかしら…と思ったり。


ちなみにこの物語、解説では「小学校高学年から」となっていますし
長さや文字の大きさなど、たしかに高学年向きのような体裁ですが
読めるようなら小学校中学年くらいの方がもっと楽しめるかも、です。
主人公の少年、10歳前…つまり小学校中学年なので~。


挿絵自体は
表紙絵と中表紙のイラストだけなんですけど
存在感バッチリ!です。
ホントの幽霊や
腹黒~いきょうだいに挟まれた不安そうな主人公のオリヴァー。
お!面白そうじゃん?って
興味をひかれます。

個人的には
章のはじめにちょこっとちっちゃいカットイラストがあると
もっとよかったなぁ~。
高学年向けだからはぶいたのかな?

色合いが暖色系なので
ドキッとさせつつも、うすら寒いムードの怖さになっていないのもいいですよ。
コレ
色が褪せたら褪せたで
いい味が出そう♪


幽霊というと確かに気味が悪いし
もちろん怖くてグロい幽霊も出てくるんですが
そういうタイプはうまいことドタバタもかませていて
ユーモラスに読める
おススメのおばけ話です。

ワタシは著者のイボットソンさんファンになりましたので
今後、またこの方の本の紹介をする可能性が
大なのでありました♪
スポンサーサイト

風のなかのマリア

キャッチコピー考え中

comment iconコメント ( -0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( -0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。