あまがさ (世界傑作絵本シリーズ)/やしま たろう
¥1,260
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この絵本は海外で先に出版されている

逆輸入の絵本です。

翻訳というか、文章は

日本で出版となった時、著者の方が書きおろしたようですが。


やしま・たろうは戦時中にアメリカ(だと思った)に亡命した作家さんなんですよね。

色えんぴつを使って描かれているせいか、色遣いや質感が

あまり当時の日本っぽくない感じです。



モモちゃんという女の子が

長靴とあまがさをはじめて買ってもらってから

雨が降って、それを初めて使う日までのお話です。


が、この本は

エピローグのようなページがついていて

そこでは

「大きくなったモモはこのおはなしをすこしもおぼえていません」

と、続きます。


「おぼえていてもいなくても

はじめてあまがさをさした日、そして

はじめておとうさんやおかあさんと手をつながずに一人で歩いた日だったのです」

という最後の文章で

この絵本の対象年齢がぐっと上がったような気がします。


子ども目線で書かれていた昔と

大人が教える、忘れてしまった子どもの記憶が共存する

という

不思議な味わいの絵本です。




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ぜったいたべないからね

おやすみなさいコッコさん

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