ちょっと時期外れなんですが、久しぶりにグリーン・ノウのシリーズをご紹介します。

【送料無料】グリ-ン・ノウの川

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価格:1,575円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
夏のあいだ、グリーン・ノウのやしきを借りたのは、ビギン博士とミス・シビラというふたりの女の人でした。ふたりは、やしきに三人の子どもたちをしょうたいします。心おどる川の冒険が、三人をまっていました。

著者はルーシー・M・ボストン。
絵はピーター・ボストン。
出版社は岩波書店です。

グリーン・ノウのシリーズは
グリーン・ノウの子どもたち
グリーン・ノウの煙突
グリーン・ノウの石
を紹介しています。

実をいうと「グリーン・ノウ」のシリーズは前半と後半でけっこう物語の雰囲気が分かれていまして
この本からは、今まで紹介したものとはムードが変わります。
あらすじを見ていただくとわかると思うんですが
登場人物が変わるんですね~。
今回、トーリーもおばあさんも出てきません。要するに直系の人たちがいないので「あの人たち」も出てこないのです。
(ちょっと残念~★)

そのかわりに冒険してくれるのが
グリーン・ノウに滞在中の子ども3人。
ひとりは滞在中のおばたちの姪ですが、あと二人はなんと難民の男の子!
団体に手紙を書いて、夏休みの間一緒に過ごしましょう、と招待することができるみたいです。
もっとも、彼らはグリーン・ノウにくる時点から合流しているので
3人でワンセットみたいな感じですけど。

そうはいっても、男の子たちはやはり過去を持っています。
ただ、それに押しつぶされたりいじけたりはしていなくて
思い出したように過去を語る時も淡々としています。
それを聞く女の子・アイダもいいんですよね。
ヘンに同情したりかわいそうがったりしない。
彼女の素直さがほかのふたりをのびのびさせているんでしょうね。

そして
もともとの住人がいないグリーン・ノウ。
今回は家の中ではなく外、それも川が舞台になります。
借り物の家や庭なので子どもが痛めてはいけないと
大人たちは子どもたちをどんどん外に出しちゃうんです。
彼ら3人は、カヌーに乗って川をあちこち探検するわけですが
やっぱりグリーン・ノウの土地。
不思議なことにたくさん遭遇します。

子どもたちの冒険のほかに楽しそうだなーっと思ったのは
彼らが行ったところの地図を作る場面。
大きな白い壁紙に探検したところを描きこんで
自分たちの地図を作っていくんです。
こういうの、どっか別の児童書でも読んだ記憶がありますが
(ツバメ号シリーズだっけ?今度読みなおしてみよう…)
ヨーロッパとかアメリカではわりにスタンダードな遊びなのかな?
冒険を2度楽しめていいですよね~♪

出かけることに関しては保護者であるべき大人たちは無頓着で
大丈夫ですか~?っと言いたくなりますが
まー、これくらい放任だと
子どもたちは楽しく過ごせるかもですね。
(今回の大人たちもなかなかクセのある変人タイプですー)

このおばさんたちは
トーリーのおばあちゃんとはちがうんだなーっと
ことあるごとに思いますが
比較しちゃダメかー、やっぱり。

物語の最後は
まさにそんな感じで終わっちゃいます。
おばさんのうち、学者さんの方は発見や研究を希望しているのですが
子どもたちが見せてあげようと骨折っても
それを認めず、すりかえてしまい自分の理屈で納得するのです。

ある意味
グリーン・ノウの住人(それも特別な住人)じゃなければ
大人って不思議をそのまま受け入れられないんだなぁ
と思わせるガッカリ感で物語は終わっちゃって
後味あんまりよくないんですが
それもこれも
川の流れのようにさらさらと流してしまえばいいか~
っと
この巻をつなぎとして見たてて
納得することにします。

この巻の登場人物は、次の巻以降にも出てきますが
それは次回のお楽しみにして
今日はあえて紹介しません。
もったいをつけて引っぱりま~すw
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グリーン・ノウのお客さま

だっこして

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