今年は個人的にお化け本ブームかもw


内容(「MARC」データベースより)
はじまりは遠足の写真だった。僕の後ろには不思議な影が。それからずっと奇妙な感じがつきまとう。ひとつ目こぞう、ざしきわらし、半魚人、ろくろっくび…オバケのことならみんなまとめてめんどうみます!

著者はなかがわちひろさん。
出版社は理論社です。

なかがわさんの作品は
おたすけこびと
を過去に紹介しています。

最近のお化け本はコワくないのが多いですが
この本のイントロはなかなかドキドキさせる感じで始まっています。
自分のうしろにナニカがうつっていたりしたら…
そりゃコワイですよ、やっぱり。

しかし、ここからがコメディタッチ。
「オバケ撃退アイテム」なるものを全身身につけるんですが
ちゃんとしたもの?からアヤシイものまでいろいろあるので
一人で読んでてわからなければ、周りの大人に聞いてみましょう的ないかがわしさですw


それが効いたかというと…?
読んでいただければわかるんですが
オバケ退治に一番効果があるのは全然別のものだったんです。という★


全編通してテンポのいいお話なんですが
このテンポ、一気に全編読ませるというよりも
・はじまりからオバケにであう導入部分
・オバケと遭遇して逃げて逃げて、あげく開き直って校長室に行っちゃうまで
・毒気を抜かれて、オバケと一緒に遊ぶ場面
・オバケのいちばんこわいことを知って、それを実行する場面
・結局取り消して、物語の最後まで

何ヵ所かのヤマを用意し、そのヤマとヤマの間をゆうらりゆうらりと緩急つけて読ませる感じなので
なかなかひねりがきいた楽しみ方ができます。

地の文章も楽しいんですが
挿絵にプラスされている会話文も、微妙にズッコケたり
うがった意見だったりするので
たとえば高学年の子が読んでもさらっとコミックっぽく楽しめそうなつくりになっています。

絵はわりにシンプルで
男の子、女の子ともに楽しめます。
基本は2色で、そこにさし色的に黄色などをオンしているのですが
もやもやした感じとか
起承転結の「転」にあたる不安定な気分のところなどは
こちらのアタマの中もけっこうグラグラきそうな色と模様です。
他の絵が安定した描きっぷりなだけにコントラストがすごいので
コワイ本がニガテな子にすすめるときは
最初の1回だけは昼間とか人のいるところとか
安心できる場所で読むように教えてあげるのが親切かも?です。


表紙の絵はちょっとコワめですが
読後感は安心できますので
ホントにコワいゾクゾクする本を読みたがるホラー嗜好の人ではなく
ドキドキするのはちょっとだけでいいよ…って人に
ぜひおススメいたします^^
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しりとり佐助2 幽丹斎せんせいのでし

ありとすいか

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