この著者の本が気になるこのごろ…

【送料無料】糸に染まる季節

【送料無料】糸に染まる季節
価格:1,575円(税込、送料別)


【内容紹介】
新潟県十日町市の草木染の染織家のくらしを追った写真絵本。近所で集めた変哲もない草木から、その土地のその季節にしか染められない色が生まれる。それぞれの地域が深い雪に備え、春から秋に色を保存し、分業でつながっていきます。手間ひまのかかる作業の向こうに、昔はどの家でも手作りするしかなかった「布」を作る技術・文化を伝えます。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
いまだけ・ここだけ、当たり前だけど、忘れかけている暮らし方がある。仕事とくらしを見つめる。

著者は大西暢夫さん。
出版社は岩崎書店です。

大西さんの作品は
ぶたにく
おばあちゃんは木になった
を紹介しています。

「ぶたにく」以来、大西さんの作品をぼちぼちと読み続けています。
この本の文中で『「衣、食、住」という言葉が好きだ』と書いていらっしゃいますが
その通り、生活を切り取るような写真と文章にあたたかみがある
じんわり染みるような作品になっています。
表紙カバーの折り返し袖にある取材協力の方の写真なんて
こういうの、他の人はたぶん使わないだろうなー
っと思うような、いー写真ですよ♪


染色とか機織りというのは、今は日常で見ることはほとんどなく
ワタシが実際に見たことあるのはデパートの実演、みたいな感じなんですが
その前の過程に材料集めがありまして(そりゃそうだ)
これがまた、量も種類もたくさん必要な大変な作業みたいです。
というのがこの本を見てわかりました。
(あと、生糸と木綿の違いは知ってましたが、真綿がなにかは知らなくて
ここでもへえ~っと感心しちゃいました)

自然のものを染めるということは
「この色の糸が足りなくなったから」といって同じ色をすぐに手に入れられないことでもあります。
一期一会ならぬ一色一会とでも申しましょうか。
そのために一回でたくさんの量を染めてストックを用意しておく必要があり
一回に染める量や、その作業の写真を見て文章を読み
今の時期なんかはさぞかし暑いんだろうなーと考えたりもします。

そしてできた糸のストックの壮観なこと!
これはこの本を手に取る機会がありましたらぜひご一読ください。
一色ずつ干してある様子もさることながら
広い部屋の天井いっぱいにつるされた色とりどりの糸!
ポカンと口があいちゃいそうなくらい、きれいで微妙な色合いです。

こんなふうに染めた糸を織ったり
後から染めたりして
手作りの布ができるわけですね。


正直言って
これだけ手間ヒマがかかっていると
普段使いとか消耗品とは程遠いものですので
あまり実用的とは感じないのですが

それでも、なのか、だからこそ、なのか
繊細な色合いや微妙な模様
季節の味わいをたっぷりと含んだ布を見て
手で触ってみたくなる

そんな気持ちにさせてくれる1冊でした。
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かかし

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