タンポポの花を見て思い出した絵本です。


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しろいうさぎと くろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろい もりのなかに、すんでいました。
まいあさ、二ひきは、ねどこからはねおきて、いちにちじゅう、いっしょに たのしくあそびました。
でもあるとき、くろいうさぎは、とてもかなしそうなかおをしました。
森のなかに暮らす小さなうさぎたちが真実の愛を見つけるまでを、素直な文章と見事なイラストで描いた小さなラブストーリー。くろいうさぎの悲しい顔、しろいうさぎのびっくりした顔など、表情豊かに描かれた絵が、この小さな物語が持つ「真(まこと)なるもの」をさらに高めている。うさぎの毛1本1本まで丁寧に描きこまれた精巧なデッサンとピュアなメッセージが融合した本。世界中の人々に愛され続ける、時代と国境を超えたベストセラーである。原題は『The Rabbits' Wedding』。(松本肇子)

著者はガース・ウィリアムズさん。「大草原の小さな家」で有名なローラのシリーズの挿絵を描いた方です。
出版社は福音館書店。
なんと初版が1965年!

あと4年もしたら半世紀たっちゃう作品ですよ!?
しかし、そんな古さを全然感じさせない美しい絵本です。うっとり♪

ちょっと墨絵風なところもあり
色遣い自体はわりに暗めのトーンなんですが
解説にもあるとおり、うさぎの表情がたまらなくステキです。
うさぎがホントにこんな人間っぽい表情をするのかというのはさておいて
デフォルメしすぎず、それでいて濃やかな感情をあらわせるというのは
ウィリアムズさんの力量がどれほどすごいかってことですよね~。

二匹以外の動物が出てくるのはわずか2見開きで
ほとんどしろいうさぎとくろいうさぎのみの誌面なのですが
何度見ても、長時間見ても、全然飽きません。
アップあり、ミドルあり、ロングから引いた場面ありと
非常にバラエティに富んだ構成なんですね。

そして、なんたって、その表情のラブラブさったらもう!
お互いを見つめるまなざしが「大好きよ」って常に愛の告白をしているかのよう。
原題が『The Rabbits' Wedding(うさぎの結婚式)』だとわかったときは
なんでこれをそのまんまタイトルにしなかったんだろう。
邦題が悪いわけではないけれど、ぼかしすぎだよな~っと強く感じ
なんとなくいまひとつピンときていなかった部分がうまく埋まったような気がしました。

邦題が「しろいうさぎとくろいうさぎ」になったのは、時代的に
恋愛とか結婚とかは
小さい子にはピンとこないかも…という配慮だったのかもしれませんが
どちらかというと、結婚ってこんなふうに感じてするもんなんだよと
(タイトルを含め)絵本を通して教えてあげたい気がします。
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