紹介するまでもないか?な名作絵本ですが
「小麦価格が大幅に値上げか?」なニュースを見て連想したので。。。

【送料無料】からすのパンやさん

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価格:1,050円(税込、送料別)


商品の説明
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カラスの町「いずみがもり」にある、1軒の売れないパン屋さん。お父さんお母さん、4羽の子ガラス、家族みんなで、楽しい形のパンをどっさり焼いた。パンを買いにやってきたカラスの子ども、おじいさん、おばあさん、そしてなぜか消防自動車、救急車、テレビのカメラマンまでやってきて森は大騒ぎに…。
思わず目を奪われる「たのしい おいしい パン」の見開きページには、80種類以上ものパンが描かれている。いちごパン、ゆきだるまパンなどなじみのある形のものもあれば、ヘリコプターパン、はぶらしパン、さざえパンなどなかなかパンにしないような形のものまで、こんがりと色づいて並んでいる。
集まってくるたくさんのカラスたちも、ひとりひとりが実に個性的。すましていたり、怒っていたり…おばあさんカラスにはしわもあるし、お嫁さんカラスだっている。パンのページを堪能したら、ぜひ「もう一度からすたちの表情をみて笑ってください」(著者「あとがき」より)。(門倉紫麻)

著者のかこさとしさんの作品は
とこちゃんはどこ
かわ
はははのはなし
クラゲのふしぎびっくりばなし
を紹介しています。

理科系の作品と物語の作品が両方とも面白いというのはとっても稀有なことだと思いますが
かこさんは、その稀有な作家さんです。

絵はかなりクラシックですが、そのクラシックさも含めて味があります。
なんたって、この描きこみ方がスゴイ!
それこそ山のように出てくるからすたちがぜ~~~んぶ違う☆
「もう一度みて笑ってください」というあとがきですが
すみません、見てるうちに疲れて挫折しましたorz
でも、きっと子どもは飽きないで延々と見るんじゃないかなぁ。


からすのことから入りましたが
パンだってもちろんスゴイですよ。
こんなパン作れんのか!

ツッコミ入れたくなるのがいっぱいありますけどねw
(ツッコミといえば、からすの子の「つぎのあるふく」というセリフに思わず『服着てんのかい!』とツッコんだのはワタシです。ほほほ)

食べ物の絵がおいしそうというのは
絵本に夢中になる場合、結構重要なポイントだと思うんですが
(だって、大人になってから食べ物のシーンを憶えてる人、メッチャ多いですもん)
からすの焼いたパン、特に
「おいしい パンが、たくさん やけました」
のページったら
もう
もっのっすっごっく!
おいしそう!!!です。
これを見てパンを食べたくならない人は、よっぽどパンがニガテな人だと思う。

ちなみにワタシは食い意地がはっているので
以前からいろんなパンのページよりも、この美味しそうなパンのページを見てる時間が長いですw


そして
この絵本の魅力は「おいしそうなパンとすごくいろんな種類のからす」というわかりやす~い魅力のほか
もしかするとですが
からすの子たちがみんな黒くない、っていうのもあるのかも?と思ったりしてます。

他ののからすとは明らかに、それも極端に違うのに
「にこにこうれしくて」「やさしくだいじにそだて」て
よんわの面倒をみるためにパンの焼き加減を間違えたり
お店が散らかったりしちゃうわけです。

深読みすると
「仕事より子どもが大事」
を前面に出しているわけで
非常に愛されてる満足感があるのでは。


愛されてる子どもたちが成長し
彼らの口コミのおかげで
お店が繁盛しはじめて
伝言ゲームみたいな顛末のすえ
とんでもない数のからすが集まって。

このときのパンやのおとうさんの仕切りが素晴らしいんですよね。
パンを買う数で並ぶ場所を変えて
見物の人の場所もちゃんと指定する。

そして
きまりが悪いらしく、見物の場所には誰も並ばない、とw
とっても「らしい」感じで大人もにやりと笑えるシーンです。

こういう仕切りのスマートさとか
心理的なあるあるとか
簡単に見える絵本の中にたくさんの要素が詰まっていて
それがまたさりげないという調和の美しさ。

絵本にも時代性はありますが
それでも残る作品というのは
こんなふうにいろんなものが愛情と一緒につまっているんだなぁと
しみじみ感じる作品でした。
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よるのびょういん

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