節分絵本、第2弾です。


内容(「BOOK」データベースより)
ソメコがいなくなって、大さわぎしてさがしているソメコのお父ウのウチへ、オニから手紙がきた。

斎藤隆介さん・滝平二郎さんのコンビ絵本。出版社は岩崎書店さんです。
このコンビの作品は、半日村ちょうちん屋のままッ子
斎藤隆介さんの本はこのほかにひさの星を紹介しています。

この絵本、表紙を見るとなんとなくわかると思いますが
オニはこわくありません。
…いえいえ、ホントはコワいはずなんですけどねw

斎藤隆介さんの作品は、わりにシリアスだったり、民話調のしみじみした作品が多いので
こういうコメディが前面に押し出されているタイプの本は珍しいんじゃ?と思います。

ソメコは5つ。遊びたい盛りですが、絵と文章から察するに、近くに同じくらいの年の子どもはいないみたいです。
そしてたぶん、暮らしもそれほど困ってはいないんでしょうね。末っ子とはいえ、お手伝いをしないで一日遊ばせておけるんですから。
そんなわけで、ソメコは毎日ひとりで遊ばなくてはいけなくて、物足りない毎日を送っている様子です。

そんなところにあらわれた「こわいかおをした おじさん」
相手をしてくれるものだから、ソメコはもう夢中です。
どこかこわいかおをしていたって、かまうものではありません。
おじさんは、実はオニでソメコをさらってきたのですが
ソメコったらこわいどころか思うぞんぶんおじさんと遊べるぞ!とワクワク。
相手をするオニの方は…?

ってことで
5歳児のパワフルさ全開のこの作品
5歳に限らず、子どもと本気で遊んだ経験のある大人は
きっとこの本を読むとヘッドバンキングするほどおおきくうなずくのでは?と思います。

赤ん坊の動きを大人が真似て、30分と続かなかったという話をどこかで読んだことがありますが
あのパワーはいったいどこから出てくるんでしょうね。
遊んで遊んで遊び飽きることなく
エネルギーが切れたら電池切れのように一瞬で寝るものですが
どうやらソメコの電池は超特大なようで★

滝平さんのソメコは目が大きくてキラキラしてて
いかにも元気いっぱいな感じ。
オニは全体的に当惑した顔や困り顔で
コワいはずなのにね~、っと
大人の同情をかいそうです(^m^)

オニの岩屋は暗くてこわそうなのに
ソメコの表情や、彼女をあらわす色合いのせいか
全然不気味になっていません。
このへんの色遣いがセンスだなぁと思います。

そして
オニがソメコの家に送った手紙!
絵巻になっていて、オニの文章に挿絵がついて
ちょっとマンガ風になっていて
3見開きに渡ってオニの心情がつづられていて
最後はとっても笑えます。

こんなにかわいそうなオニの話では
節分っぽくオニは外なんてやっちゃうとかわいそうかな?
いえいえ、ソメコみたいな元気な子からは
離してあげるのが親切かもしれませんから
やっぱり外がいいのかも、です。
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