え!?10年以上前の本なの?

コンビニ弁当16万キロの旅―食べものが世界を変えている

コンビニ弁当探偵団 太郎次郎社エディタス 2005-08
売り上げランキング : 123055
by ヨメレバ

イラスト:高橋由為子


コンビニ弁当とコンビニについての真面目な雑学がたっぷりの本です

切り口の多さも素晴らしいのですが、
読んでいて意外だったのは、2色刷りでイラストたっぷりの児童書タイプのノンフィクションなんですが
とっても読みやすかったこと。
フルカラーで写真のほうが情報量は多くできたと思うんですよ。
でも
たぶんですが、その形にしていたら古くさく感じるのも早かったんじゃないかしら…。

 

コミックっぽいイラストがたっぷりで、
1章ではクイズ形式をたくさん使い
2章ではチャートのようにバーチャルゲームを楽しめるようになっています。
ここまでのテンポの良さで、3章、4章、5章と進みながら内容がだんだん高度になっていっても
まあいいか…と読み進めていけるんでしょうね。
4章・5章のフードマイレージやバーチャル・ウォーターあたりになると
けっこう高度な思

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
あなたの町のコンビニから世界が見える。

考力を必要としますが
はたしてゲーム感覚で読み進められるのか、否か?
わからなかったとしても、こういう考え方があるんだ、と知ることがメリットなのかも。

それにしても、10年前にこういう本が出ていたのには驚きました。

この本の初っ端に『幼稚園の給食がコンビニ製のお弁当』という取り組みが紹介されているんですが
これは今でも行われているのかしらん?
ググっただけではよくわからないのですが、大々的に広告しないだけかもしれないし…謎だなあ。

添加物が使われていないコンビニのお弁当だから幼稚園で採用した、ということでして
なるほどそれなら添加物にまで気を遣わない業者よりもいいのかも。いやいやしかしやはりコンビニ…
と考えてしまうあたり、わたしは世代的にはかなりクラシックということでしょうねえw


食品に対しての考え方・感じかたは、もう10年も前からこんなに変わっていたんだなあ、としみじみ。

 

 「コンビニが生まれた時からある世代かない世代かということは大きな違いである」
というような話を赤木かん子さんの講演で聞いたことがあります。

正直いって、うんと田舎のうちの実家はコンビニといってもいまだに24時間じゃなかったりするので
24時間開いているお店が近距離でいっぱい並んでいる都会とは話がズレていそうですが
(そしてさらに突っ込むと、ヴァーチャル・ウォーターについての章の内容ですが、国によって水の価値は違うでしょうから
ひとつの基準でくくってしまうのはちょっと乱暴じゃないかな、とも思ったりしていますが)
それでも、「ある」と「ない」とは違うでしょうね。
コンビニの有無は商品の有無や休みの有無にも繋がりますから
いろんな形での『ある』と『ない』の価値感の違いが、きっとコンビニがない時代を知っているか知らないかでずれるってことでは?と
うろ覚えのかん子さんの講演を思い出して意味合いを考えてみたりします。

あるのが当たり前で身近なコンビニ、そしてそこで売っているお弁当。
なんてことないひとつのモノですけれど
そこには膨大な情報がまつわっているんだなあと
情報の海にダイブするような気分を味わいました。

3章で紹介してくれている『コンビニ弁当の工場の様子』なんていうのもなかなか知ることができませんしね。
(取材許可をもらうのも大変だったみたい…)
実際に人前で披露するチャンスがあるかどうかはともかくとして
こういうネタを知っていると楽しいですし
必ずしも知っている必要はないけれど、知っているとちょっと豊かな気持ちになれる内容がぎっしり詰まった本です。
雑学好きな方、ネタを増やすのにおススメの1冊でございます♪

 

 

 [た行のひと]  [た行の出版社] [か行のタイトル]
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