ローラシリーズもいよいよほぼラストです。

この楽しき日々

この楽しき日々

価格:840円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
15歳のローラは、念願がかなって教職につき、新しい生活をはじめる。孤独な下宿生活、生徒たちへの不安、そしてアルマンゾとの楽しい馬車の旅。行動力あふれるローラが18歳で結婚するまでを描く青春編。

ほぼ、というのは
このあとにもう1冊、結婚後の物語が出版されているのですが
これは下書き的なノートに書かれたものが、ローラの娘・ローズの死後に出版されたため。
次に書く予定の「はじめの四年間」が、実質的にローラの最後の作品ということになりました。

ローラが書いたこれまでの物語は
大草原の小さな町
の紹介記事からリンクしてどんどんさかのぼれます。
(すみません、手抜きしてますw)

前巻の終わりで急に教師の免許を取得し、学校の先生になることが決まったローラ。
20キロほど離れた土地へ行き、下宿をしながら学校で生徒たちを教えます。

16歳にならないと本当は教師の免許が取れない
とありますが、
いざ学校に行ってみると、上の学年の生徒はローラと同い年かもっと上だったりします。
年上の生徒ってどんな感じなんでしょうね。
この最初の学校、ローラはかなりてこずります。
家を離れて暮らすのも初めてなら学校で教えるのも初めてではムリないというものでしょう。
その不安なローラを週末に馬がひくそりで送り迎えをして支えるのがアルマンゾです。

この段階ではまだローラはアルマンゾのことを親切な人、くらいにしか思っていません。
どちらかというと相手の好意につけこんでしまって申し訳ないなぁ、くらいでしょうか。
そのことを相手に告げる言葉はなんともぶっきらぼうですが、率直な彼女の性格がよくあらわれています。
(アルマンゾはそういうハッキリしたところがわかりやすくていいなと思ってたのではないかしら)

ぶっきらぼうなローラの言葉を聞いてもアルマンゾは態度を変えることなく
かくしてふたりのつきあいは続いていきます。
ローラはおしゃべりで相手をもてなすタイプではありませんが、馬が大好きで
アルマンゾにはそれがなによりなのでしょう。
翌年以降、新しい馬を買って馴らすときでもその馬たちでローラをドライブに連れていくのですから。

ふたりのデートは日曜午後のドライブです。
馴らしをかねて荒っぽい走りの馬で出かけていくローラを見送るのは
とくにかあさんには心配だったのではないかしら。内心がぽろっと出てしまい、ローラを驚かせる場面もありました。

3年にわたるデートの間、ライバルがでてくることもありますが
おおむねおだやかにふたりはつきあいを続けます。
ローラは毎年学校で教え、家にお金を入れることでメアリイの学費がかかる家計を助けています。
町もどんどん発展していますので、とうさんの大工仕事も順調で
一家はだいぶ豊かな暮らしになっているようです。

若さのもつ華やかさ・にぎやかさがあふれ
ムードのあるこの巻は
落ち着いたロマンスが前面に押し出されています。

語り、歌いながらドライブをするふたり。
プロポーズもドライブの最中でした。
(当時の婚約指輪って人差し指にはめるものだったんですね~)

結婚は予定よりも急にすることになってしまいましたが
3年ゆっくりつきあって、そのうちの1年は婚約していたのですから
誰も反対はしません。
たとえ黒のドレスで牧師さんのところにいくとしても
「新しいものをひとつ(ドレス)
古いものをひとつ(まえからある帽子)
借りたものをひとつ(かあさんのピン)
青いものをひとつ(帽子の裏打ちの布の色)」
で結婚するのですから。

式の後、ふたりの家で初めての夜を過ごすシーンでこの巻は終わっています。
まさに「めでたし、めでたし」な感じ。
ハラハラドキドキはないけれど、クラシックで堅実な恋愛ものを読みたいなと思う方にもおススメです。
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はじめの四年間

大草原の小さな町

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