本棚の整理をしていて読みふけるという、ダメダメだがあるあるなパターンの後、ブログで紹介することに決定しました(笑)。

天使みたい (クイーンズコミックス)

山下 和美 集英社 2003-06-19
売り上げランキング : 132614
by ヨメレバ

このマンガは処分できないッ!

本、減らさないとなんですけどねぇ…たはは。

 

この作品集には、タイトルになっている「天使みたい」のほかに「マーブル・フレンド」と「BARA BARA」が収録されています。

どれも名作なんですが、この中ではわたしは「BARA BARA」が一番好きかな。
しかし、休館中の旧館で紹介しようと思ったのは他の2作品。このあたりのギャップが紹介しきれなかった原因かも★
あっちは子どもの本縛りでやっていたので、「BARA BARA」だけが登場人物の年齢層がちょっと高くてズレてたんでした。

「天使みたい」はSF設定で、「マーブル・フレンド」と「BARA BARA」はリアルな生活。
特記すべきと思うのは、出版されてから10年どころじゃない年月がたっているけれど、内容も線もファッションも古いと思わない!
すごいですよ、山下さん。

 

内容紹介は順不同でまいりやす。

 

まずは「マーブル・フレンド」。

この作品、たいていの女性がココロをわしづかまれて『うわーっ』てなっちゃいそう。
いまの高校生にはいって貸してあげても同じノリで楽しむんじゃないかなー。
タイプの違う女友達。仲がいいのも本当で、裏に複雑な気持ちがあるのもまたホント。
めっちゃめちゃに!わかるー☆んですよ。
染みます…。

 

切なくなったあと、じんわりほんのりくるのは「天使みたい」でして、これはページ数も長くて内容もちょっと複雑。
主人公のもと双子だけじゃなくて、母の葛藤もオマケのように混ざってるからね。
時代が移って訪れるノスタルジーもいいですが、高校時代の恋がしっかり実っていたあたりに少女マンガらしさもあり、
SFテイストと情緒の交り具合がなんともイイ感じの作品なんです。
(双子の神秘は味わうことができないだけに憧れがあって、オカルトっぽい話でも結構夢中になって読んじゃうのでした)

 

でもって「BARA BARA」。
もうこの作品好きすぎる!
山下さんの音楽がらみのコミックって好きなのが多くって、ちょうど1年前くらいに読んだバンドの短編『拝啓 アリス・レジェンド 様』もよかったんですわ。(あれ、早くコミックスにならないかなー)
「BARA BARA」は平凡と非凡とか、好きなことを通して自分を知ることとか、演奏や聴くところとは別の枠からも音楽を捉えているのがとにかく新鮮です。
何度読んでもワクワクするのは、主人公のこれからが光っているだけじゃなくて、実はそれって今までの積み重ねもちゃんと裏打ちされてるからだよねっていうのが見えるから。
ただやみくもに変わりたい、じゃなくて、自分の中にある羅針盤に素直に従うことでひらける世界があるんだよ、って教えてくれるからなんじゃないのかな。

3作品、いずれ劣らぬ面白さなんですが、
『ガールフレンズ』ってシリーズもう1冊あるみたいで、読み直して紹介文書いてたら、そっちも気になってきちゃいました★
近々探して読まなくっちゃ!となってしまいましたので、本日はこの辺で。中古本、どこで買えるか探しにいってきまーすw

 

 

 [さ行の出版社] [か行のタイトル]
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雨ニモマケズ Rain Won't(宮沢賢治・著 アーサー・ピナード・英訳 山村浩二・絵 今人舎) 

ウチにブタがいます(尾代ゆうこ・著 文藝春秋)

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