この絵本もこれからの時期っぽいですよね。


Amazonの内容紹介をコピペしようと思ったら、どうやら絵本じゃなくなにか作品集みたいなものから引き写したようなのでやめておきました。

宮沢賢治はカテゴリがサイドバーにありまして
そのなかでも「注文の多い料理店」が何冊か紹介されています。

日本の童話名作選は宮沢賢治さんがメイン作家なんですよね。
この本の挿絵は島田睦子さん
で、この挿絵は木版画だそうです。
ちょっと切紙っぽい独特の雰囲気です。

使ってる色数が少なくて寂しいかな?
っと最初は思います。
若い紳士の赤い軍服が目立っていて
他はモノクロなんですね。
しかも犬が死んでからはすべてモノクロの挿絵になっちゃってうらさびしい感じ。
これ、どうも紳士たちの心理描写と関係してるっぽいです。
お腹がすいてどんどん気分が落ち込んでるんですね。
そして見つけた西洋造りの家に入ったあたりから
また少しずつ明るいトーンになっていきます。

どんどんと扉を抜けて
身の回りのものをひとつずつ取っていって
クリームを塗るようになって…
いやもうこの奇妙な感じのうまいこと!
クリームなんか塗りこんだというよりも
まさにケーキのデコレーションっぽいですからねw

猫の声がするシーンなんかもう
説明しないので見てください~
ってくらいステキです。
猫好きな方必見なくらいかっこいい山猫さま。
泣いてる紳士たちもシルエットなんだけどデザイン的にシンプルでありながらもコワすぎず
ユーモラスな部分もあります。
たしかに彼らから見ると悲劇なんですが
そこまでの過程をはたから見ると喜劇ですもんね。
そのバランスがうまく取れてる挿絵だなぁと感じます。

しかし、島田さんかなりの猫好きでは?
猫と犬の描きかた、けっこう差があるような…
そう思うのはワタシだけ?

ちなみに、助かってからの紳士たちの顔のしわ
版画ならではの描きかたでナイスです。
この最後のシーンの見開きもなかなか大胆なつくりなので
一読の価値アリかも^^

文章のほうは
金文字や黄色の文字の部分を黄色で
扉に書いてある赤い字は濃いピンクで
それぞれ記してあるのが工夫ですね。
黄色はちょっと読みにくいかも?と思いますが
実際に黄色の文字、とあるので
素直に納得します。


表紙も中身も黒を多用しているため
一見重たい雰囲気で
あまりとっつきのよくない印象かと思われますが
とりあえずページを開いて読み進めてみてください。
物語の紳士たちみたいに
どんどん進んでハマっていくタイプの作品です♪
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このすしなあに

あるきだした小さな木

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