先日ベスト20ブログの児童書を考えていて思い出した作品です。


小学校低学年から中学年むけ
フランスの作家さんの作品です。文章がテルマ・ボルクマンさんで挿絵がシルビー・セリグさんという方だそうです。
1969年が初版なので、41歳の児童書ということになりますね。
いまだ現役販売中で「自分が読んで面白かったからわが子に」というレビューも見られます。
堂々たるロングセラーですね~。

この本を昔読んで忘れられなかった、という人はワタシだけではないはず。
なんだかすごく記憶に残るんです。

どうして?
って
読みなおしながら考えてみました。

木が歩く、っていう内容も斬新でしたが
絵も垢抜けてますよね~
今見てもすごいお洒落なデザインと色遣い!
こういうのがフランスのセンスなんでしょうか?

木には手も足も顔もなくて
枝と幹と根なんですが
それでも非常に人っぽい☆
この木なら歩きだしてもおかしくないかもです^^

ストーリー自体はいくつかのなだらかな波があるという趣。
起承転結というほどドラマチックにアップダウンするわけではありませんが
それがかえって実際にはあり得ないストーリーを自然に感じさせます。

実際のところ、木が歩くだけじゃなく
車に乗せられて海を越えたり
その先で駆け落ちの手伝いをしたりと
どう考えてもありえないストーリー展開なんですけどねw

文章が読みやすくて上品なのも一役かってるでしょうね。
花輪莞爾さんという方、いろんな作品の翻訳をしたり
大人向けの著書もあるようです。

本づくりにかかわった人がみんな
丁寧に仕事をして
その丁寧さがちょうど釣り合っているので
長持ちの度合いが増す
そんな印象の作品です。

本が好きな子や大人にはもちろん
イラストやデザインに興味がありそうな子や大人で
この本を知らない、って人には
プレゼントしてすすめてあげると喜ばれるんじゃないかな、って思います。
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おはなをどうぞ

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