このシリーズ、映画にもなりましたが
まずはコミック紹介です。

大阪ハムレット(1)

大阪ハムレット(1)

価格:700円(税込、送料別)


(以下2行楽天ブックスよりコピペ)
『少年アシベ』『ここだけのふたり』でおなじみの森下裕美の新境地!大阪を舞台にした喜怒哀楽てんこ盛りの人生劇場。『漫画アクション』で大人気を博した読切シリーズが、ついに単行本化!

第1話 大阪ハムレット
第2話 乙女の祈り
第3話 名前
第4話・第5話 恋愛
第6話 おんなの島 

手塚治虫文化賞短編賞と文化庁メディア芸術祭優秀賞も取ってます。

上記の代表作、ご存知の方には言うまでもありませんが
森下さんはコメディな作品が得意なかたです。

なので、このシリーズを初めて知った時はかなり驚きましたね~。
コメディ的な要素は確かに残ってるんです。
舞台が大阪ですからね、シリアスオンリーというのはムリでしょう★

でも
このシリーズ
登場人物たちはみんな
一筋縄ではいかない問題を抱えています。

母が亡くなった父の弟と同居はじめちゃってるとか(大阪ハムレット)
男の子だけど女の子になりたくてカミングアウトしちゃったとか(乙女の祈り)(おんなの島)
なかなか子どもができないとか(名前)
年齢かなりサバよんでつきあってますとか(恋愛)

まいったなー
みたいなことって、人生ありえますよね。
というか、順風満帆なだけの人生ってないですよね、というべきかな?

正しいとか間違ってるとか
そういう枠でくくれないこと

そんなストーリーが詰まっているシリーズです。
グッときます。

たとえばシリーズタイトルになった
大阪ハムレット
父が亡くなってすぐに、父の弟が母と息子(主人公の行雄くん)の家に同居してます。
おっちゃん、いろいろ「おそろ」なものくれて
行雄くん、受け取ってますが
やっぱり内心フクザツ。

そんなある日学校の先生に「ハムレットみたい」と陰で言われたのを聞いて
どんな話なん?と図書館で借りて帰ります。
ヤンキーで本なんか読んだことないんですが
わかんない単語は辞書までひいてキッチリ読んで
内容がわかったら…怒りますよねぇ、そりゃ。
ってことで先生に殴りこみですわ。

(この行雄君のセリフがねぇ、いいんですよ~
「ハムレットなんて
グジグジウジウジの
ただの甘えんぼちゃん
やんけ!
いっしょにせんといて!」
…スバラシイ。はふー)

先生にしかえししても晴れないモヤモヤ
ハムレットもメッチャ読みこんでます。
行雄くんはおっちゃんに…

って、こっからの展開も
なんつーかスゴイです。
語りません。お願い、読んでくださいw


それぞれの話は独立していますが
場所がかぶっているので
時々登場人物たちがリンクして
この巻の中だったり、後ろの巻だったりで
ちょろっと出てきたりします。

それによって
こんな人だと思ってたのが意外と違ったりとか
キャラの奥行き・多面性みたいなのがあらわれてて
うまいなぁ~っと感心しますね。

全話紹介したいくらい面白い短編ばかり
深い内容ですが
小学校高学年ならいけるんじゃないかな?

じっくり読めるコミックないかなってときに
イチオシの作品です。
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大阪ハムレット Ⅱ

あめのひ

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