シリーズで紹介しています雨柳堂夢咄
今日と明日は5巻を紹介します。

好きな話が二つ入っていて
どちらかひとつが選べなかったのでw

本はこちらです。
雨柳堂夢咄(其ノ5)新版

雨柳堂夢咄(其ノ5)新版

価格:903円(税込、送料別)



雨柳堂の紹介は
其ノ一
其ノ二
其ノ三
其ノ四

それぞれ紹介しています。

今回紹介する「籠の中の鳥」は、見えないけれども確かに存在する鳥だそうです。
どんないわくがあるのか、どんな鳥なのか
蓮さんでもわかりません。気配だけ感じるんですって。


彼は「鳥は空へ」という考え方なので
空に飛ばしてあげようとするんですが
何度放しても鳥は鳥籠に帰ってきてしまう。

そんなとき、放たれた鳥が見えたお嬢さんがいて
鳥籠はその人の手に渡ります…。


この物語、鳥と鳥籠もなんですが
女性の生活とか考え方とかがいいんですね。

明治の終わりとか大正あたり、くらいな時代考証でして
いいおうちのお嬢さんは女学校に行きはじめますが
だからといってその後自活する人は少なく
お嫁にいくのが大多数。

教育を受けて
知識を得ることの面白さを知っても
それを活用する世界はまだまだ少ない
そして男性の教育は以前から変わらないため、意識も変わっていない。

そんな時代のなかで
肩肘を張るわけではないけれど
心の自由がほしい
そんな女性のようすを描き
鳥籠にマッチさせています。

女性は共感できる人多いんじゃないでしょうか?
機会がありましたらぜひどうぞ。
スポンサーサイト

花野――雨柳堂夢咄 其ノ五

おもかげ行灯――雨柳堂夢咄其ノ三

comment iconコメント ( -0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( -0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。