気候が不安定とはいえ、確実に夏に向かっています。
日も長くなっていますし
コワイ本を読むのが楽しくなってくる季節ですね。

というわけで今日は怖い話の解説書をご紹介します。

「怖い」が、好き!

「怖い」が、好き!

価格:1,365円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
怖いとは、何か。どうして、何かを怖いと思うのか。─そして、恐怖をおぼえながらも、どうして人は、この世ならざるモノたちに「萌える」のか。あの世との境目からつかのま立ち現れるモノたちへ、うわさの伝奇・ホラー作家がかぎりない愛情と畏敬の念を込めて描く、私たちが忘れて久しい「豊かさ」と出会うための、身も心も震わす“恐怖教育”の一冊。

加門七海さんがよりみちパン!セで書きました。
コワイ本好きなワタシとしては
一気に読んじゃうのがもったいなかったです☆

以前にてのひら怪談
てのひら怪談2
てのひら怪談 百花繚乱編
の3冊をこのブログで紹介しています。
その後も順調に出版されていて、今の時期はてのひら怪談(ビーケーワン怪談大賞)の応募をしている時期のはず。

加門さんはその編者のひとりです。
オカルトっぽい小説やエッセイなどいろいろ書いている方ですが
コドモノ本ではないので、今まで紹介の機会がありませんでした。

(この方の怪異に対するスタンスがワタシはわりと好きで何冊か読んでいます。
オカルトに対する姿勢を考えるときに参考になると思いますよ)


一読してみて、さすがにオカルト専門でいろいろ書いている作家さんだなぁと感心。
怖さの4分類とその実例なんか、怪談を書く人・書いてみたい人は参考にするとゼッタイ役立つと思います☆
薄気味悪い部分もあるので、夜に読むときは注意が必要かもですが。

そして、ものすごく率直に書いているので、非常に安心して読めます。
「実際に怖い目に遭うのはゴメンだけど、幽霊や妖怪の出てくるような怖い話は大好き」とか
『千の風になって』の『風になったり光になったりしてあなたのそばにいます』という歌詞を聞いたときに
「安らかに眠っていてください!近くをうろうろしてないでください!」と思ったとか
ちょっと笑っちゃうくらいの本音です。

なるほど、こういう人が
(あとがきに書いてあるように)
怪異体験に「萌え」を感じるんだ~w

4章にわたって解説的に書かれた「怪」への萌え。
好きではあっても、霊能者などのプロではないので
妙に専門的になることはありません。
この本なら読んだとしても
オカルトにかぶれてヘンなおまじないに走ることもないでしょうから
おうちに買って置いといても大丈夫ですw


そして、この本の紹介をするなら
ちゃんと書かねばなのが
表紙や中のイラストが内容に大変マッチしていてよろしいです、ということ。

かわいらしさを残しつつ怖さをあらわす。
子どもっぽいかわいらしさ、というのはオカルトやホラーを描くときには独特のテイストになりますね。
そのうまい活かし方の例が表紙ですので
書店や図書館などで見かけたら、手にとって見てみてください。
イイ感じに“ちょい怖”が感じられると思いますよ。

ワタシは中で展開されているパラパラマンガにハートわしづかみされましたが
章ごとのイラストもなんてことない挿絵のはずなのに妙に暗さと淋しさがにじんでる感じで緊迫感あります。


そんな感じで
内容もイラストも夏向きの一冊。
たぶん大きい書店なら
今の時期は置いてあると思いますので
どうぞぜひ
お手にとって読んでみてください。
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まくらのせんにん そこのあなたの巻

あしおと

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