本日は、アフリカ絵本をちょっとお休みして違う絵本をご紹介します。




スズキコージさんとかたやまけんさんのカップリング絵本。
どちらも絵描きさんなのに、って思いますが
今回はスズキコージさんが文章を書いています。

朝おきるのがとてもニガテな「ほげたさん」。
おくさんに布団をめくられても起きなくて、今日も会社に出かけるのが昼過ぎになってしまいました。

駅までペタペタあるいて電車にとびのりますが
靴ではなくトイレのスリッパ
かばんを忘れて
めがねも忘れて
着いたのは終点のやまおくの駅。

ほげたさんは、こうなったら、今日はやまのかいしゃへ行こうと思いました…。


って
マジメな大人が読むと
なめとんかー
って内容の本ですw

でもこれが面白いんだなぁ。


まず、絵が脱力系。かたやまけんさんですからね。
水彩画で全体的にほよんとしていて
じつにうらうらとお天気がいい午後です。
季節は山に百合が咲いているところを見ると
今の時期よりもう少し先かもですね。
でもほげたさんも同僚のほいさくんもスーツしっかりと着てますねぇ。
暑くないのかな?

スーツといえばほげたさんは美しいレモンイエローのスーツで
とてもよくお似合いですが
これもまた会社員ぽくないというか、マジッすかとツッコミを入れたくなるようなお似合い加減です。

いっぽうのほいさくんはふざけたかばん持ってますねぇ。
ほげたさんのように忘れていないんだけいいんですか?
でも、この顔っぽいかばん、かわいくてほしくなりますよw

景色は緑もきれい、夕焼けもきれい、夜の星空もきれいです。
コッコさんの時は夜の暗さの美しさをとてもステキに描かれてましたが
昼の光いっぱいの明るさもお上手な方なんですね~。


スズキコージさんの文章はというとやっぱり脱力系。
ほげたとほいさって「エンソくん」の出発駅と到着駅の名前ですがな
にはじまり
ひとつの文章が点でえんえんとつながっていたりするだらだら加減とか
やまのかいしゃにまちのかいしゃのみんなを読んでしまうという発想とか
そのくせやまのかいしゃは全然もうからないというリアル感とか
ぐだぐだなのに、なんかリアルな部分を残しているのが不思議なバランス感覚です。

でも
スズキコージさんが一人で絵本を作ると
もっとハイパーにすっとんでて
「ここはどこの国?」って雰囲気ですが
かたやまけんさんと組むと、ちゃんと日本国内って感じにおさまりますね。


大人も子どもも疲れることが多い世の中
こんな絵本を読むことで
力が抜けてリフレッシュできるんじゃないかな、っと思う1冊でありました。
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きつね三吉

ありづか

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