小学校高学年だと物語っぽく読んで
中学生以上だともう少し違う読み方になるのかもしれません。

画像がないですが
こちらから詳しく見たり購入したりもできますよということでAmazonへのリンクを張っておきます。

 


日本で出版されたのが1989年。海外でホントに初めて本になったのはいつかな?と思ったら1975年のようです☆

Amazonからコピペの内容(「BOOK」データベースより)
怠け者のおじいちゃんは、母さんが小さいころ、ぼろぼろの服を着せてイチゴ売りに歩かせた。飲んだくれの父さんは、ある日家を出ていったきり帰ってこない。だからぼくが、母さんを助けて家の暮らしをよくしなくちゃ…。大平原に暮らす13歳の少年が、胸に抱いた夢を実現するまでの、長いけれど、心躍る日々。木くぎの1本にいたるまで手造りの納屋、廃屋に隠された宝、未来を読む不思議な老婆と荒っぽいが気の優しい男たち、などをまじえて織りなされる満足感あふれる成長の物語。アメリカ・ナショナル児童文学賞受賞。

「YAらしい」本ですね。って一言で言っちゃうのはあんまりよくないかもですが。

「納屋」というのは裕福な暮らしというか<かつかつじゃない暮らし>の象徴のようです。
他の本でも納屋について書いてあるときは、大きくて立派な納屋というのはいい暮らしの象徴、みたいにあらわされているのを読んだことがあります。
農業をして、牛や馬を飼っているとこでは普通の表現なのかな?

主人公のトムの年頃は物語が始まったところで13歳。
体も大きくなり始めて、子どもから少しずつ抜け出る年齢です。
今よりももっと大人になるのが早い時代なので、今の15~6歳ってところかも。

自分はちいさな子どもじゃない、って思える時期に
「これがほしい」と
大きくても、決して買えないほどじゃないものを目の当たりにしたら…
それを手に入れるための方法を探しますよね?
少しずつでもお金が入り、貯めることができれば
いつかは買うことができるかもしれない。

「あきらめなければ夢はかなう」
といいきってしまうのは、ちょっとだけ乱暴です。
でも、「あきらめてしまえば夢はかなわない」のは確かなこと。

トムは
将来の「もしも」のために現実を作ろうとしたのです。


時間はかかりました。
けれど周囲の人にも恵まれました。
危ない目にもあいますが
それもなんとか乗り切れます。

そして
その間一度もあきらめず準備をし続けたトムは
意外なおまけつきで納屋を手に入れました。


この本のクライマックスが正直なところどこなのか
ワタシはちょっと迷っちゃうんです。

トムが手に入れた納屋の棟上げをするところか
そのあとにみんなが探していたものを手に入れるところか…。

そのあとの物語の流れも
周りの大人がトムを上手にサポートしてくれている様子が
とてもあたたかくて安心して読めます。


大人になることは危ういところを通ること、みたいに表現しているYAの本も多いのですが
そうではなく
周りの大人に支えられ、それを素直に受け入れて自分も大人になっていく
そんな成長の仕方もあるのだと
思わせてくれる1冊です。
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