新刊が出るなり買って、けっこうリピして読んでおります♪

 

 

十年後、街のどこかで偶然に (花とゆめCOMICS)

津田雅美 白泉社 2015-09-04
売り上げランキング : 2227
by ヨメレバ

楽天ブックス: 十年後、街のどこかで偶然に - 津田雅美 - 4592195981 : 本

【内容情報】(出版社より)
筆記具メーカーで働く藤堂は、高校の同級生・槙と十年ぶりに再会する。左官職人となっていた槙は変わらず無口な性格だったが、以前よりわかりやすい人と感じる。高校生では近づけなかった二人が、今新しいステージに…!?
2015年9月刊。

 

津田雅美作品は、たぶん全部読んでると思いますw

紹介してる過去記事がありますので、記事の最後にリンクを貼っておきますね。

 

「Anelala」で不定期連載してたんじゃなかったかな。
1作目を読み逃していてくやしかったんですよね。コミックス出るなり買って「なるほどこういう設定だったのか」と、やっと納得しました。

同じ高校の女子3人(&男子)が卒業後10年を経てからバッタリ、というシチュエーションがモチーフです。
恋が始まったり、終わった恋を思い出したり、再開して恋が芽生えたりと、三者三様の恋模様が描かれております。
ストーリーももちろん好きなんですけど、ツボなセリフも多いです。
「違和感あるんですよね 世間で学生時代がキラキラしてた的な言われ方されてるの」
「けっこうドロッとしてません? なんとなーく見えない『基準』があって なんとなくみんなその『基準』に合わせなきゃならなくて それ以上目立ってもそれ以下に劣っても『浮く』の」
とかね。かなり強烈にうなずきます。
このセリフを言うのが、高校時代からかなりマイペースで、日和ることなどなさそうな一匹狼タイプの美人な子でして
これがまた『こんなに自立してる子でもそんなこと考える設定なんだ!?』みたいな感じでグッときました。
恋愛も順調にすすめられているようなのに、作中で彼氏が感じている違和感を聞かされて
「終わるのなんて簡単だ 少しずつ気持ちが擦り切れていって 一緒にいられなくなる どんなに相手を大切に思っていても」
とゾッとするあたり、賢さが感じられてね、いいんですよー。

 

恋愛ってね、好き好きキュンキュンのドーパミン系にクローズアップされることが多いと思うんですけど
実際のところ、つきあって一緒に時間を過ごすようになるとセロトニンみたいなタイプの安定・安心が大事なんですよね。
この快適さが損なわれるとドーパミンが出ていたとしてもしんどくなっちゃう。
そういう濃ゆい恋愛じゃないとしている気がしない、って人もいるとは思いますが、個人的にはそれだけで長時間を過ごすのはきついなと感じます。
一緒にいてセロトニンが分泌される相手なら、元気な時だけじゃなくしんどい時もいられるものね。

なので、上で書いたセリフが出てくる『藤堂&槙』カップルで出てくる安定性の話と
別の話で『樫原&須賀谷』カップルが壊れちゃう場面はね、対になっているように感じられ
人物関係以外のリンクの部分も面白かったりします。

 

(ちなみにこの『樫原』ちゃんの話だけ、不思議と男性サイドの内面性が薄いんですよね。
高校時代と旦那さんが別のヒトだからなのか?ページ数の関係も大いにあるとは思いますが
ページ数とエピソードをもっと増やせれば、それこそドーパミンセロトニンの対比させるみたいにして
別の読み応えを感じられたんじゃないかな…と、ちょっと残念でもあります。
記事にはしないけど、実のところ須賀谷にはツッコミまくりたかったりするんですー)

 

最後に出てくる『すばる&北斗』カップルは、まあ、ストーリー的にはちょっととってつけた感もあるんですけど
旅行エピソードとか、幼なじみを恋愛モードに入れると?みたいなのが面白かったのでヨシとしますw
チュウのシーンがあまりにも楽しすぎて、もうコレで全部マルにする!ってくらい笑えた。

少女マンガとレディースコミックのちょうど中間くらいの位置のコミックだと思います。
ガッツリコッテリではないですが、なんとなく繰り返し読めちゃいますよ。
機会がありましたらぜひどうぞ♪

 

オマケ。

津田さんのコミック記事は以下でも読んでいただけまっする。

『ちょっと江戸まで』

『eensy-weensy モンスター』

 

 

[は行の出版社] [さ行のタイトル]
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消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ(高橋和巳・著 筑摩書房)

ごはん(平野恵理子・著 福音館書店)

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