だんだんラストに近づいてきました「守り人・旅人」シリーズ。
今回はこちら「蒼路の旅人」です。表紙の蒼がキレイ♪


蒼路の旅人 (偕成社ワンダーランド (31))

これまでの作品は
精霊の守り人
闇の守り人
夢の守り人
虚空の旅人
神の守り人 来訪編
神の守り人 帰還編
で紹介しています。

Amazonより内容(「BOOK」データベースより)
新ヨゴ皇国皇太子のチャグムは罠と知りながら、祖父トーサと共に新ヨゴの港を出港する。この船出がチャグムの人生を大きく変えていく…罠におちひとり囚われの身となるチャグム。愛する人との別れそしてあらたなる出会い…。


ということで、「旅人」チャグムの物語です。
皇太子であっても父である帝とうまくいっていないチャグム
困ったことに、チャグムのほうが国同士の情勢に詳しく
大きな戦が起きそうなこの時期には、それがことのほか大事なんですね。
しかし、新ヨゴという国は帝がケガレなく清らかに暮らすことで国を守っている…という考え方の上になりたってきたところ。
それから見ると、すでにチャグムはケガレまくっているわけで
ケガレていない第二皇子も生まれているし…と
皇太子チャグムは帝から見ると非常~に目障りなわけです。

若く潔癖なチャグムは、なるべく抑えようとはしていますが
それでもやはり我慢できない。
ということで帝に公然と楯ついてしまい
生きて帰れないような船出をすることになってしまいました。


ということで、非常に心理的に追い詰められているチャグムです。
彼は自分のことをそれほど大事に思えないんですね。若いし守らなくてはならない家族なんかもないしね。
ただ、国や民は守りたい。
さらに、敵国に捕まることで支配下に置かれた国の行く末も見せられ
自国の民をこのようにしないために自分ができることは…と考え、実行せざるを得ない。

前回の「虚空の旅人」ではまだまだ少年でしたが
そこから成長しています。
そして、バルサに育ててもらった時期に身につけたことのため
大変皇族らしくない、親しみやすい一面があり
周りの人がそこに惹かれるんですね。

捕まって敵国の捕虜になり
そこから逃げ出したところでこの巻は終わります。
1冊としてははなはだ歯切れの悪い終わり方ですが
シリーズクライマックスに向かっての伏線として考えるとこれはアリですね。

次の守り人3部作でシリーズ終了。
大きく動く国同士の争いの決着はどのようにつくのか?そしてチャグムは国を導けるのか?
期待が高まります。
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おしり

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