「守り人・旅人」シリーズの第2作目。こちらを面白く読めるのは中学生以上かもしれませんね~。
ちなみに第1作目「精霊の守り人」の紹介はこちらです。


闇の守り人 (新潮文庫)

今日の画像は文庫本です。
イラストよりも軽さ重視、持ち歩きに便利なのがイイ、という方はこの文庫がおススメ。
文庫版あとがきもついてるのでお得感が増すかも(笑)。

Amazonよりコピペの内容(「BOOK」データベースより)
女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは―。バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。壮大なスケールで語られる魂の物語。読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。


ということで、精霊の守り人の最後で故郷に旅立ったバルサの
続きの物語です。

著者が文庫版のあとがきで書いているとおり
大人の読者に支持されるであろう話ですね。
「バルサという大人が過去と向き合う物語だからなのでしょう」
と著者は語っていますが
それにプラスして
構成の複雑さもあるかもしれません。

故郷の国のなかに氏族が3種類、そのほかに関連する別の国もあり
それぞれが大事な構成要素として絡み合っています。
そして時間軸も
現在と
バルサの過去が何種類も(故郷で過ごした過去、養父ジグロと過ごした時代に起きたさまざまな年代に起きたできごとなど)
交錯しています。
この複雑さと重みが物語に奥行きをあたえているのですが
すべて理解しつつ展開を楽しむのは、やはりある程度年齢が上でないとキビしいでしょうね。

ただ、児童書として出版されたのがスタートですので
難しい言葉や言い回しはあまりありませんし
物語の中で使われている独特の用語に関しても
文庫版では簡単な説明が前もって用語集として掲載されていたりと
読みやすくなるような工夫は随所に見受けられます。


バルサの過去の重みをじっくり味わうなら年齢が上のほうがいいと思いますが
剣技や不思議な民たちの話を読んでわくわくするのには
年齢は関係ありませんので
「精霊の守り人」の読者はもちろん楽しめると思います。
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怪物ヌングワマをたいじしたむすめの話

精霊の守り人

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タイトル

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

名前: 藍色 [Edit] 2010-09-13 16:36

タイトル

藍色さま
コメント&トラバありがとうございました。
ワタシもトラバさせていただきました。
これからもどうぞよろしくです。

名前: しろいまちこ [Edit] 2010-09-14 22:37

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trackback avater粋な提案

2010-09-13 16:14

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