そろそろこういう絵本が似合う季節になってきましたね♪


月夜のみみずく

著者はジェイン・ヨーレン。ハヤカワからファンタジーの文庫が出ている作家さんですね。
子供向けの本も書いてるなんて知りませんでした。

この絵本の文章は詩です。
といっても絵本になることを前提として書かれているらしく
散文っぽい感じですね。
原語だと韻とか踏んでるのかな?


おとうさんとわたしは冬の夜、森に出かけます。
みみずくにあいに行くのです。

しゃべらないでもくもくと歩きます。
しずかにしないといけないんです。

とうさんはみみずくのなきごえでよびかけます。
こたえはありません。
あえるときもあるし、あえないときもある
そう兄さんたちが言ってたのを思い出します。

森の中をさらに歩きます。
寒くなってきます。
でも、だまって歩き続けました。
みみずくにあうためには寒さにがまんすることも必要です。
そして勇気だって必要です。


女の子の語り口調で記された文章から
おとうさんといっしょに夜出かけられて
みみずくを見に行けるくらい大きくなったうれしさや
ドキドキ感が伝わってきます。

そして、その世界を広げているのが挿絵。
ジョン・ショーエンヘールという名前は初めて聞きましたが
ラスカルの版画が初期のイラストの代表作だそうです。
そうなんだー。


冬の夜の寒さが伝わるような白
冷たい影の青や灰色
その中でよく目立つ女の子の赤い上着や帽子やマフラー

景色は静かで
その静けさをやぶらないように歩いて行くふたり。
自然の大きさをよく知っているおとうさんなんだなと思います。

語り手は女の子ですが
この絵本の主役は森であり、みみずくである
そのことをこの絵が物語っています。


寒い夜に似合う絵本です。
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せいめいのれきし

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