理科系か文化系か悩みましたが、タイトルに「れきし」とあるし、生命じたいよりも、その流れを説明することに力を入れているみたいだし…ということで今回は文化系絵本にジャンル分けです。


せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)


けいてぃーちいさいおうちの著者、バージニア・リー・バートンさんの絵本です。

小学校も低学年だと読んでもらったとしてもつらいかなー。
今って生物とか地理っぽい内容は何年生くらいからやるのかな?
化石の話なんかを習う時期に
あわせて読んだりするとタイミング的にいいのでは。

この絵本の特徴は
左ページの文章で説明している内容を、右ページの絵で舞台仕立てにして見せていること。
解説をしている人も途中まで登場して
プロローグから5幕8場までかけて
太陽のはじまりから今までの歴史について語ってくれています。

1幕から3幕までは
丁寧に説明されていると思うんですが
人間がでてきたあたりから
物語はどんどんかけ足になってきます。
細部の説明を使って埋めようと努力しているのはわかるんですが
この4幕部分はかなりつらい感じ。
ページ数の関係なのか
それとも書き始めると複雑すぎる内容だからなのか?
ちょっとこのへん、残念ですね。

5幕になると
「いま」について描くようになるので
いっきにスローペースに。
一年のようすを丁寧におっていきます。
最後はまさに「いま・このとき」で
ここから先はあなたがたのおはなしなんですよ、と結ぶんですが…

なぜか最終ページの見開きは博物館の絵。
博物館を使って、この本の全体を再度見せようと思ったのでしょうか。
なんだか付けたしみたいでピンとこない終わり方でした。
見返しがこれならけっこういい感じだと思うのですが
ページ数あわせのためにここが最終ページになっちゃったとか?


そして、この方の絵って、描きこみ系なんですが
それを生かす内容の本を上手につくってらっしゃいます。

微妙なところを何箇所か残しつつも
全体像を舞台で見せて
細部は文章をとりまくようにしてさらに挿絵で教えてくれているので
見比べることで細かな違いがわかったりするのです。構成が上手だなー。

らせんをうまく使って絵の物語性を高めているところなど
うっとりしちゃいますね。
歴史とらせんって、なんかすごくマッチすると思うのはワタシだけ…じゃないよね。


絵本のページ数といい、内容といい
ゆったりと楽しむタイプだと思いますので
お時間のあるときに読んでいただくのがいいと思います。
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月夜のみみずく

わゴム

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