すごい!まだ売ってるんだ。
紹介しようとしておいてしょっぱながコレって失礼かもですが正直な感想。
だって、初版からもう40年近いんですよ、この本。


大きい1年生と小さな2年生 (創作どうわ傑作選 1)
画像は載せてませんが、文庫にもなってるみたいです。

これ、ワタシが小さいときに読んで好きだった本です。
たぶん「小さな2年生」のあきよちゃんに自分を重ねていたのかも。気が強いところなんかそっくりだったので(笑。

大人になってみたら、背が小さいことってそんなにおおごとじゃありません。
でも、子どものころって、少なくとも今よりもっと気になってましたね。
大きいのはいいことだ
みたいなのがどこかにあったんでしょうね。
いや
大きく育つのはいいことだ
かな?

でも
大きくてもいいとはかぎらないんだなぁ
というのが
この物語の「大きな1年生」のまさやくん。
1年生なのに、3年生くらいの背の高さ。
でも、気が弱くておとなしい子なんですね。

通学路のがけのみちはこわいし
ちょっとしたことですぐに泣いちゃうし。

だいたい
はじめてあきよちゃんと会った時も
ちょっとからいばりしてみたらへこまされて
なきべそかいてうちに帰っちゃってるんですもんね。

お互いの最初の印象は
こんなふうにあまりよくなかったんですけど
このふたり、そのあと仲良くなっていきます。
まさやくんは頼もしいあきよちゃんが一緒にいると安心するんです。

まさやくんは、あきよちゃんといるうちに
いろんなことを感じたり考えるようになったりして
すこしずつしっかりしてきます。

そして、そんなまさやくんといるうちに
あきよちゃんも変わってきます。
たぶん、本人が気づかないくらい少しずつ変わっていったのが
物語の最後で言葉になる、といった感じ。

物語の中でたった時間は
ほんの2か月くらいなのですが
その間の細やかな心の動きや成長が描かれている作品です。

ちょっと気になるとしたら
絵のタッチとモノの値段が書かれた年代をあらわしているところ。
絵はともかくモノの値段は
今の読者が最初に読んだときに違和感を感じないといいなぁと
そこだけ読みながら気持ちが止まってしまいました。

ので
本を読みなれていて、そういうことをあまり気にしない子のほうが
物語に入りやすいと思います。
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