ファーガス・クレインと空飛ぶ鉄の馬 (ファニー・アドベンチャー)

崖の国で紹介した
ポール・スチュワートとクリス・リデルのコンビの作品。今のところシリーズが3冊でています。

正直、この1冊目
読むまで微妙~…とか思ってました。
だって表紙が…
背景が紫で、男の子もすごく魅力的、とかじゃないフツーの子のうえ、ちっちゃくて
乗っている馬が鼻息ふいたりしてるんですもの…。

最初のうちはどうしても崖の国となんとなく比べちゃうんですねー。
内容はもっと低学年向けだな、とか
ファンタジーだけど、この世界のお話なのかしら?とか
(かなり似てますが、違う世界みたいです)
お話以外のところに気持ちがいっちゃいます。

でも、
崖の国よりも挿絵が占める部分が多くて
そのうえレイアウトが凝っているので
それをゆっくり見ながら物語を読んでいるうちに
だんだん世界になじめました。

もちろん絵本ではないんですが
こんなに挿絵に気を配ってつくられている児童書って少ないんじゃないかしら。
たいてい文章が主体で、絵はそれを説明するためのもの
ってバランスですからね。

この本は文章だけでなく絵も使って世界を説明してくれているので
とってもわかりやすいです。
これって、イメージするのが苦手だからファンタジーって読みにくい
と思っている人にもとっつきがいいかもしれないなー。

話の展開は、ちょっと最後の方が駆け足かな、と思わないでもないですが
安心できるハッピーエンド。
本編のあとのエピローグもうれしいですよ。

そして
「え?」と立ち止まってしまうのは
著者紹介の部分。
崖の国ではわからなかったふたりの風貌がクリス・リデルの絵で紹介されているのはうれしいのですが
なぜ3人目が?

…大真面目に本の登場人物を著者二人と同じスタンスで紹介しています。
ホントにいる人?と混乱しましたが
そんなことはありません(多分)。

この「架空の著者」はシリーズ3巻を通じて
それぞれその間に登場する人物が出てきています。
物語の後で読むとオマケっぽくて楽しいです。

読みやすいけれども凝ったシリーズ
このあとも紹介していきます。
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じゃあじゃあびりびり

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