よだかの星 (宮沢賢治のおはなし)

岩崎書店さんのシリーズ、村上康成さんが挿絵です。
この出版社のシリーズはけっこうここで紹介していますね。
うちの図書館に入ってるからだな(笑。


たぶん色画用紙に描いた水彩画です。
ダイナミックですがかわいらしい感じ。全体的に丸っこいラインの絵が多いからでしょうね。
「じつにみにくい」と評されているよだかもやっぱりかわいいです。

そのためか、この絵本は
物語の悲しさの度合いがわりに弱まっている気がします。

お話自体はけっこう暗いのですよ。
よだかは悪いことなど何もしていないのに
みにくいだけで嫌われたりいじめられたり相手にされなかったりするのですから。

しかも彼は弱くて優しいタイプなので
がんばるとか見返すとかにならないんですね。
ここではないどこかに居場所を探しにいくんですが、それすらも見つからない…。


うーん、こう書いていて
村上さんがやさしいトーンで挿絵を描いたのがわかる気がしてきました。
これを暗いタッチにしたら
臨場感はでるかもしれないけど、やっぱり悲惨だわ…。


シリーズの他の本と同じように
カラーのページとモノクロのページがまざっています。
モノクロのページのイラストもかわいらしく
鳥の飛ぶ様子がたくさん載っているのがとてもイイです。

宮沢賢治を初めて読む人とかにいいかもしれないですね。
なじみやすい絵本だと思います。
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画本・宮沢賢治 よだかの星

あたまにつまった石ころが

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