昨日の続きでございます。
よしよし、今日の画面は大丈夫だぞっと。

昔の民話調で語られていますが
これは創作の童話なんですね。
(モチーフになったお話はあるようですが)


自分の子どもを殺されて凶暴になったトラがいます。
村を襲われた王様は、トラ狩りをしようとして
うまくいくかどうかを占い師にたずねますが
出てきた結果は
トラの怒りをしずめるためには、息子ウェン王子をトラにさしだすしかない
というものでした。。。

ウェン王子はいくつくらいなのかな?
この話は年齢がいっさい出てきません。
絵のバランスからするとかなり小さいと思うんですが
それにしてはウェン王子、落ち着いてるんですよねー。

トラとの心の交流の様子がいいです。
お母さんだったトラはウェン王子を見て自分の子どもを思いだすんですね。
子トラとウェン王子をだぶらせるシーンなど、コマわりを使って描いているシーンがあり
話の流れがスムーズになっています。
ただ、ちょっと単調かなと思うところがあるので
もっとコマの大きさなど大小というか強弱をつけて
メリハリつけるともっとよかったかなー。


成長したウェン王子とトラとの生活の終わりがきて
物語は終わるかに思えますが
著者はここでもう一つの続きを入れたのちに物語を終わります。
どんな終わり方かは
ぜひ絵本を読んでほしいのですが
<おしまい>でありながら<つづく>を含む
この静かで広がりのある終わり方が
絵本の魅力の大きな一端ではないかと思います。


色合いは地味といってもいいほど落ち着いています。
静かな雰囲気で読んでほしいので
たとえば男の人が読み聞かせするのに
向いているかもしれませんね。
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くだもの

ウェン王子とトラ

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