魔術をつかえるひとにぎりの魔術師が、世界を牛耳っている。
魔術師は妖霊(ジン)を呼び出して言うことを聞かせる。そのための方法を幼いころから必死で習うのだ。自分の昔の名前も捨てて…。


タイトルになっているバーティミアスはジンの名前。
昔からいるなかなかの大物だけれど、とにかく口数が多い。彼の独白の形で物語は進んでいく。
今回彼を呼び出したのは魔術師といってもまだ弟子のひよっこだ。それなのにちゃんとバーティミアスのような大物の人を呼び出せるとは!

ひよっこは命じる。秘宝である<サマルカンドのお守り(アミュレット)>と盗み出してこいと。


という感じで始まる物語。
バーティミアスのキャラクターが好きになれるかどうかで、この本をどれくらい楽しめるかが決まります。
なんたって、本文どころか欄外の注釈まで彼が語っているんですから。
ノリが軽くて、皮肉屋で、大口たたきの割にはドジをふむこともよくあるジン。
愛すべき…というにはちょっと邪悪ですが、人のいうところの情愛もこっそりあったりする
ユニークなやつです。
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バーティミアス サマルカンドの秘宝・その3

三部作で活きる本――バーティミアス サマルカンドの秘宝・その1

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