面白かったので、3冊連続で紹介しちゃう予定ですw


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
N700系の先頭車両は、なぜ長い?乗客をおろしたあとの新幹線は、どこへいく?新幹線にいっぱいあるひみつを徹底的に取材して、図解で楽しくつたえます!乗り物大好き親子が楽しむ知識絵本。シリーズ第1弾。

著者:モリナガ・ヨウ
出版社:あかね書房
初版:2009年6月25日




鉄道スキーな、いわゆる「鉄ちゃん」にも種類があると聞いたことがあります。
『乗り鉄』とか『撮り鉄』とかでしたっけか。
この絵本は、どの鉄な人が好きになるのかしら?と思いますが
鉄ちゃんじゃないワタシがかなり楽しく読めましたので、好きになる人いっぱいいると思いますよ♪

ちなみにかなり昔からこの手の本は大好きでした。
一般書の作家さんでいうと、妹尾河童さんから始まり、最近は内澤旬子さんラブ♡
このおふたりの名前に反応した方は、このモリナガ・ヨウさんもマストリードかも?
ワタシは『新幹線~』が初モリナガ作品なので、しばらく追っかける予定になっておりますw

いやもうとにかく「見る」「観察する」「描く」のどれをとっても素敵です♡
絵と手書き文字と活字が混在していますが、しっくりと調和しているのも素晴らしいですね。
この似合うフォントのセレクトは編集さんかデザイナーさんのマッチングかな?

子ども向けの本なのでルビがふってあるのですが、手書き文字についている、これまた手書きのルビもイイ!
読みやすくって、好きなタイプの字なので、見る楽しさひとしおでございます。

ある程度なら写真でもできるかも?って思ったりしましたけど
やっぱりこのタイプは絵本に圧倒的に軍配が上がりそう。
なんでかなー?と考えてみて出てきた結果は
絵のもっている、いい意味での恣意性じゃないかな…というところに落ち着きました。

たとえば写真だと、確かに正確かもしれないけれど
全部写りこんでしまって、絵本の誌面にしたときに読み手の視点があちこちに動いちゃうと思うんです。
それを避けるためには切り抜きにしないと…手間がかかる割には美しい仕上がりにならないでしょうから
なんというか、割が合わなそうな気がします★

絵だと、描き手の方の視点を使うので
整理された誌面構成になるんですよね。このあたりが見やすいポイントじゃないでしょうか。
全部一律、ではなくて、クローズアップしたり、逆に引いてみたり、
時空的な経過を一枚絵の引き出しで見せてくれることもできますから
ひと目で見渡すことが可能なんです。

それにもってきて、この絵本ではナビゲーターにモリナガさんご本人と、アシスタントのロボくんがいて
狂言回し的にあれこれ語ってくれていて
地の文と会話文の両方を組み合わせることで、さらに情報量が増える…と。

図書館系の調べ物絵本と同じくらい情報量が入ってるはずなんですが
写真と活字だけの本より、たぶん相当に見やすいと思います。
人が手をかけるというのはこういうことかーと
なんだかしみじみ感心してしまいました。
(図書館系の本を紹介したいなーと思って読んでみても
みっちりすぎる情報量に負けちゃって
「またの機会まで待ってください…★」って本に当たることが最近多いので、余計に…でしょうね)

ふだん見られないところまで潜入して描いてくださっていますから
鉄ちゃんの傾向がある人はかなり興奮して読みこむんじゃないかしらん。
新幹線(に限らず、列車全体)の組立やらメンテナンスの話なんて、初めて知りましたよ。

くりかえすようですが、子ども向けの絵本でルビがふってあっても
絵や内容自体は、大人もすんなり楽しめるタイプの作品ですので
ちょっと気になるね、という方は
ぜひぜひ手に取ってみることをおススメいたします。

ワタシの書き分けがどこまでできるのかは、ちょっとナゾですがw
明日は消防車、そしてその次はジェット機と続きます。
お楽しみにどうぞです~♪


 [あ行の出版社]  [さ行のタイトル]
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消防車とハイパーレスキュー 乗り物ひみつレポ(モリナガ・ヨウ著 あかね書房 )

ふしぎな八つのおとぎばなし(ジョーン・エイキン文 クェンティン・ブレイク絵 冨山房)

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