バーニンガムさんはねえ…こういうことをさりげなく絵本になさるからねえ…

内容(「BOOK」データベースより)

らんぼうで、やかましくて、いじわるで、やばんで、だらしなくて、きたない、みんなをこまらせてばかりいるエドワルド。でも、ほんとうは…。世界中の子どもたちに愛されている絵本作家ジョン・バーニンガムの愉快な絵本。

著者:ジョン・バーニンガム
訳者:千葉茂樹
出版社:ほるぷ出版
初版:2006年3月10日

バーニンガム作品は
『バラライカねずみのトラブロフ』
『おじいちゃん』
を過去記事で紹介しています。

そして内容に入る前にちょっとチラ裏話。
この絵本の表紙の内側と、その隣の遊び紙の見開き、ぜひチェックしてみてください。
外国語が延々と並んでいて「えーっ?」ってなります。遊び心満載♪
翻訳の豆知識になるかも?ならないかもw
楽しいですよー^^



◆極端かもしれないけど、でも、だれにでもこういう側面はゼッタイあるよね!?という絵本でした◆
ありがちなことでも、人のとりようによっては悪くもなり、よくもなり…。
絵の傾向は違いますが、内容のタイプとしては『からすたろう』を連想させる作品でした。

いいとか悪いとかって、それをジャッジメントする人の好き嫌いだったり、スルーできるかできないかだったりして
完全な客観って、あまりないんじゃないかなーって思ってます。

自分語りをしますと、就活のときの出来事ですごい記憶に残ってることがあるんですよ。
マニュアル的なものがあるんかな。よくわかんないですけど。
「休みのときは何をしてますか?」って、A社とB社でたまたま同じ質問を受けました。
実家が自営業の客商売なので、長い休みはアルバイト待遇にするから、問答無用で帰ってこい、だったんですね。
で、それを素直に言ったら…。

A社では「うちでは学生時代に旅行いっぱいしました的な人がいいんですよねー」みたいなことを
あからさまに言われましてねえ…
あいた口がふさがりませんでした★
(入社してから長期の休みをとって海外旅行に行かれちゃたまらん、って意味合いだったらしいんですけど、
ワタシ、当時も今も海外とか行こうと思わないんですけどねぇ…。
てか、そんなにみんな旅行好きなんだ…、と、帰省が旅行になってしまう遠方在住のわたしにはちょっとしたカルチャーショックでしたわ)

なので、B社で同じ質問をされたときにはちょっとげんなりしましてね。
でもウソついても仕方ないし、言いましたよ、同じことを。
そしたら「いいですねー、おうちの手伝いですか」って。お世辞じゃなくて褒めてくれたニュアンスでした。
結果、B社に入社して、何年かお世話になりました。

もちろん受かったのはその質問だけが理由じゃないと思いますけど
反応の差がとっても印象に残ってて。
自分がいい悪いじゃなくて、自分があうところとあわないところがあるんだ、
いい悪いとは別で、カテゴリが違うみたいなもんなんだ。
って、わからせてくれた象徴的な出来事です。

でね、
前フリが長くなりましたが
この絵本でかかれているのも、まさにそんな類のことです。

オズワルドのやってることって、前半も後半もじつはそれほど変わってないんです。
でも
前半はとにかく文句を言われるんだけど
後半になると、やったことが全部いいほうに裏目にでるのね。
「なんてすてき」「なんてすばらしい」って
まるでオセロのコマをひっくりかえしたみたいになるの。

絵本だから極端かもだけど
でも、絵本だから小さい子にも理解してもらいやすくて。
男の子ならとくに共感しやすいんじゃないかなって思います。

保護者の人でもいいし、他人に読んでもらってもいい。
でも
自分で読むよりも、誰かに読んでもらうほうがずーっとずーっと、いい!

そんな絵本でした。
小さい子向けですが、対象年齢選ばずだと思います。
よろしかったらどうぞです^^



 [は行の出版社]  [あ行のタイトル]
スポンサーサイト

猫と庄造と二人のおんな(谷崎潤一郎・著 新潮文庫)

だいじな本のみつけ方(大崎梢・文 文尾文・イラスト 光文社)

comment iconコメント ( -0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( -0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。