このシリーズ、要チェックかも?
他の本も気になりました。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大好きな作家の最新刊。発売を楽しみにしていたある日、中学二年生の野々香は、学校の手洗い場の角で忘れ物の本をみつける。好奇心から書店のカバーを外してみると、それは、まだ発売されていないはずの最新刊だった!野々香と、クラスの図書委員・高峯秀臣は、本の持ち主の正体と、どうやって手に入れたかを探り始めるー。大切な本との出会いをめぐって巻き起こる、賑やかでやさしい物語。

著者:大崎梢
イラスト:文尾文
出版社:光文社(シリーズ BOOK WITH YOU)
初版:2014年10月20日



◆本にまつわるミステリー風味の作品。リアルな側面が素晴らしかったです◆
大崎さんって、一般のミステリを読んだことがあります。
たしかこの方の作品はたいてい本がらみの内容だったはず。
もちろんこの作品もです。

ところで…光文社さん、表紙イラストに寛大ですね?
(まずそこかよ?ってツッコミですけど
中学生のスカート、こんなに短くていいんかい!と気になりますよ!?
本屋のお姉さんは色気のないパンツとエプロンなのに…★
もっというと、登場場面はけっこうあるのに、友だちのルナちゃんが出ていない…どんな子か姿が見たかった…)

まあ、そんなツッコミはさておいて本編に入りますと、
大崎さんイイですわ~♪
ワタシは大人向け小説しか読んでいませんでしたが、児童書も書いてらっしゃるみたいですね。今度読まねば。

内容的にも年齢的にもYAと児童書とラノベの間あたりに位置するのかな…と思います。
2編入っていまして、どちらも本格ミステリというよりもミステリ“風味”なストーリーですが
主人公が中学生ですから、これくらいでちょうどいいかなと思います。
微妙な空回り感もあって、それがまたツボだったりw
個人的には恋愛要素が薄いなら、もう少し友情成分を濃くしていただきたかったかな…などと思いますが
この辺は個人差でしょうね。
ワタシがこの本を読んで思い出したのが『少年少女飛行倶楽部』なので。
あのキャー♡ってなる反則の最後と比べちゃいけませんよねー。

ということで
「男女がいるってだけで、なんでもかんでも恋愛に結びつけないでよね!」
と思ってしまう読者様向けでもあるかと思いますw

あとね
この本で「おお!」ってなったのが収録2作にそれぞれありまして。
それが
『作家って、なったからってゴールじゃないのよねー』的なほのめかしと
『読み聞かせのニュアンスの美しさ』でした。

前者に関しては、そんなにはっきり書いているわけではないですけど、
でも
「作家になりたい!」「なりさえすれば全部うまくいく!オールオッケー!」みたいな子にはちょっと読んでほしいかな。
なるまでも、なってからも、イメージと現実には多少差があるのよ?みたいな感じで
それでも書くのが好きで、書き続ける人が作家さんだよねーっていうのがほんのりわかって、
そこが個人的にはとても好きです。

後者はもう、なんといっても読み聞かせをプロがしたら?ってあたりの描写がたまらないので
引用しちゃいます!
『大げさな抑揚の付いていない聞き取りやすい声が、ほんのちょっとの間合いで雰囲気を醸しだす。セリフのひとつひとつが巧みに演じ分けられ、深みのある語りが物語世界を緻密に作り上げる。』
ほんの一部分ですけどね。
1文のなかに語りと読みの微妙な違いが描きだされているようで
うはー!すごい!と感激しました。
聞いてみたいし、もっというと、こんなふうに読めたらどんなふうに気持ちいいだろうと思いますよ。
この文章を紹介したいがために、物語の時期と外れているにもかかわらず
記事を今日書いていると言っても過言ではないです。
せっかちでごめんなさいませw 


 [は行のひと]   [か行の出版社]  [た行のタイトル]
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