この絵本を読んでニヤリとするアナタのお給料日は何日かしら?ふふふ。



著者は長谷川義史
出版社はブロンズ新社です。

長谷川さんの作品は
『ランドセルのはるやすみ』
『れいぞうこのなつやすみ』
『すいはんきのあきやすみ』
『ストーブのふゆやすみ』
のシリーズを紹介しているほか
宮沢賢治作品の
『オッベルと象』
も過去記事で紹介しています。

こういう、日常をユーモラスに描きだした絵本、大好きです♪
家で読んでも楽しいし、読み聞かせに使ってもゼッタイ受けると思う!
わりと低学年向けかな。小学校1~2年生とかに喜ばれそう。

おとうさんのお給料日なので、まわるおすしに行こう!っていうのがいいじゃないですか、ごちそうっぽくて♪
このおうちは「まわるおすし」ですが、ファミレスでちょっといいご飯だったり、どこかの決まったお店だったり
おうちルールがあるのって、楽しいしステキですよね。
大人にとっては生活のメリハリ、子どもにとっては月に一度のお楽しみ。

そして、そこにはさりげない作戦も含まれているので
おとうさんのサインも見逃してはいけないのです^^

食べているみんなの表情は、実に大真面目。
楽しくウキウキというよりも、作戦遂行の緊張感がみえています。
この緊張感がスパイスなのかしら。
美味しーい!って思いながらも表情には出ないよう粛々といただくおすし。
特別な味になりそうです。ふふ。


おすしって、他のそとご飯とちょっとちがうのは
一回出てきて終わり、じゃないんですよね。
なので食事全体に一定のリズムというか、緩急をもたせられるんです。
長谷川さんはそこがバツグン!
あかだし(味噌汁)のサービス券をすっと出したり
ガリを食べる小休憩のサインが出たり。
絵まで文章なしになって
こちらのテンポもふっと緩みます。ふうー。

その後は盛り上がるんですが
おとうさんの檄に「ん?同世代?ちょっとトシいってませんか?」と思ったのはワタシだけかしらw
どのような言葉からかは、ぜひ本をお読みください。
わかんないわーと感じた方は若そうな気がします(ニヤニヤ)。

でね
このフィニッシュとちょっとしたオマケでお食事も終わり。
なんですが
おすしは毎月の行事なので
読者としてはこのおうちの来月の事とか、自分なら何をどう食べるかなー、なんて妄想しちゃったり。

なんというか、まわるおすしではあるのですが
大げさに言うと「悔いがあっても、また次回やりなおせそう」みたいな雰囲気で
そこが大好き。

「ああすればよかった」「こうしたらどうだろう」ってこと、日常いろいろあるのが当然で、
でも、たとえばおすしの順番やセレクトなら、次の機会にやりなおしができるわけで。
たかがおすし、されどおすし。
チャレンジできる機会が定期的にめぐってきて
リベンジ&満足の機会があるって素晴らしい!と思うのですよねー。
毎回の満足がちょっとずつ違うって体感もできそうだし
喜ばしきかな、まわるおすしwww

ニコニコ楽しく読みながら
いろんな意味で満足できる絵本でした。
絵本の見返しに書いてある
長谷川さんの手描きの魚偏の文字も味があって美味しそう。
(ん?字の表現に美味しそうはヘンかな。でも、味わいが豊かな文字ですよん♪)

いっしょにおいしくいただいた気分になり
次の機会が楽しみになる、そんな絵本でした。
ごちそうさまでしたー!!
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【リンク】ふだんブログで『世にも美しい日本語入門』を紹介しています

夏のルール

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