新刊が出たということで読んでみました。
そして書くのですw


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
みんながこわがるふるいそうこにぼくはひとりではいった。するとそこには…。岩井志麻子と寺門孝之が導く妖しく美しい世界。

文章も絵も商品紹介にお名前がありますね。
編集は東雅夫
出版社は岩崎書店です。

怪談えほんのシリーズは、このカテゴリ(「オカルト・ホラー・こわい本」)でかなり紹介していますw

ふふふふふ。怪談えほんのなかにエロスが入ってきましたよ。
『雪女』もそうなんですけど
怪談にひそむ艶っぽさというのは、
隠しているだけにじんわりと濃く出るんですよねー。
闇の中に映える女性…ゾクリとします。

怖いゾクリと、性的なゾクリというのは
全然違う場合もあれば
近くなる場合もありまして
この絵本では明らかに後者をねらっています。

勇ましい少年の、多分に見栄の入った行動と
その後のおびえ、回想。
恐れつつも魅かれる気持ちがあり
逃げつつも後ろ髪をひかれている。
それを象徴するかのような眠りの場面が
色っぽい…いや、エロいですよ、これはもう。

タイトルにあるとおり、パーツです。

このパーツは、フェチの方もいらっしゃるでしょう。てか、けっこう多いでしょう。
これが闇にぼんやり浮き上がっていますとねー
ドキドキッ…となる方も少なからずいらっしゃるのでは

勝手に推測。

そして
パーツはわりとくっきり描かれているのに
それ以外の現実が非常に滲んでいます。
雨だから、濡れているから
それとも
浸食されているから?

この曖昧さがまたいいんですが
少年までどんどん色っぽくなってきちゃって
じつのところどうしましょうだったり。
ドキドキ感が色気を醸し出すというのはたしかにありますが
絵本の絵でこんなに描きだしちゃっていいのかしらん?
(というか、そんなに反応して思いきり書いちゃっていいのか、ワタシw)

これは夏の暑い時期、というよりも
梅雨の時期に思い出して読むといい感じの絵本かもしれません。
ぺったりしていて、肌寒いと暑いの微妙な境のどちらでも似合う作品です。
雨のあと、表紙みたいに運よく虹が見えたらいうことなし!ですね。

そして
最初にみたときの表紙の印象と
読み終わってから再度見る表紙は
おそらく印象がかなり変わっていると思います。

まずはオトナがじっくりと味わって
しかる後、本棚のすみっこにかくし
だれか次の人が手に取るのを見てニヤリとする
そんな人の悪い楽しみ方もできちゃう絵本です。

まずは読んで、ドキドキしてみてください!
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