今日はひさびさ、児童書の紹介です。


内容(「BOOK」データベースより)
世界のむかしばなしのなかから選んだゆかいなお話を、楽しい絵で贈ります―「おばあさんとぶた」「くぎスープ」「五本のゆびさん」「いたずらおばけ」などのお話14編を収録。4歳から小学校低・中学年向。
内容(「MARC」データベースより)
世界のむかしばなしの中から選んだゆかいなお話を、楽しい絵で贈ります。「おばあさんとぶた」「くぎスープ」「五本のゆびさん」「ねこの大王」など14編を収録。学研71年刊「世界のむかし話」の改題。

文章は瀬田貞二さん
絵は太田大八さん
出版社はのら書店です

瀬田さんの作品は
『かさじぞう』『絵本わらしべ長者』

太田さんの作品は
『こめんぶく あわんぶく』
『だいちゃんとうみ』
『なんげえはなしっこしかへがな』
を過去記事で紹介しています。

瀬田貞二さんと太田大八さん…どちらも子どもの本では巨匠ですよね。
このふたりがタッグを組んだ本!?

見てみたら、内容説明にもある通り
1971年の作品を改題した作品とのこと。
なるほどそれなら納得です。

そう思って読んでいるからかもしれませんけど
たしかにワタシの子どものころの作品っぽい雰囲気w
70年代というのは、子どもの本の作家さんたちが
どんどん絵本や児童書を出版して
アツくアツく本を作っていたころです。
高度経済成長期で、時代のテンションが全体的に高く、絵本・児童書も同じく、でしたね。

この時代の絵本・児童書がスタンダードとして残ってもいますので
そのつもりで読み始めましたら…ば…

なんかちょっとズレてる?

グリムとかアンデルセンよりも
ひねりが入っていて、ちょっとずっこけたり肩すかしをくらう感じです。

民話というのは数多く読むうちに
ある一定のパターンがあることに気づき
そうすると、その後に読む作品にも
同じパターンを求めちゃうようです。
(違うパターンで驚いたときに気づきました)

なので
この本は、グリムやアンデルセンを読んでいて
なんかもっと違うタイプの民話はないかなーって探してる人におススメですね。
バリエーションとして、こういうのもありますよ、と。

むかしばなしなので読み聞かせもいいのですが
絵も忘れずに堪能してくださいね~^^
太田さんの絵、素晴らしいです!好きだ!!!

茂田井武さんのグリム童話の挿絵と共通するところがあり
(というか、ぶっちゃけ絵のテイストがかなり似てる)
カラーの挿絵は佐々木マキさんぽくもありまして
このお二方の絵が好きなら、一見の価値あり!でございます。
あ、あと、馬場のぼるさんの絵が好きな方も是非!

太田さんが先か、他の方が先か?
正直いって年表作るとかそういうことをするつもりはないので
個人的に追求不可なのですが
同時代なら、皆さんお互いに影響を受けあって作品を作っていらしたのでしょう。
いやー、しかし、カラーもモノクロもとっても味わい深くて
最高!ですよ♪

全14編のうち、ワタシの一番お気に入りは
「ねこの大王」です。
ストーリーといい、挿絵といい
なんともたまらないマッチング。
イギリスのむかしばなしだそうです。
じわり、じわり…とすすむお話に、お国柄が出ているかしら?

最初のむかしばなし本には向かないかもしれませんが
2冊目、3冊目のむかしばなしとしてはベスト・チョイスになることでしょう。
日本のむかしばなしも出ているようですので
近日中にチェックの予定です。
ご紹介の可能性も高いので、こうご期待!です♪
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フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人

とまとさんがね…

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