久しぶりにまとめ読みしました♪


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。

著者は村山早紀さん
カバーイラスト、挿絵は早川司寿乃さん
出版社はポプラ社、ポプラピュアフル文庫です。

このシリーズは、第1作目の「コンビニたそがれ堂」を過去記事で紹介しています。

村山さんの「たそがれ堂」シリーズは全部読んでいるのですが
今回あえて紹介するのはこの第4作目。

どうしてかといいますと
全編通してのモチーフが「空の童話」という架空の児童書だから。
こういう設定、大好きなんですよ♪

全体通してのモチーフというのがそもそもステキですし
それが児童書のファンタジーだなんて素晴らしすぎ♡
でもって
連作短編の主人公たちが漫画家だったり編集者だったり書店員だったりと
本にかかわる仕事をしているのもめっちゃツボ!

本読みの方でコージー系のファンタジーがお好きな方
(第1作目でも紹介しましたが、「ぶたぶた」シリーズが好きな方、とか
未読でしたら、シリーズ1作目とこの4作目は読んだ方がいいですよん^^
かなり“押し”です。

個人的にはコンビニのおにいさん(あ、ネタバレなので反転ね。たぶんこの町の守り神のお稲荷様)
意外とミーハーかも?な一面が見られたりする『追いつけない』
書店員さんの仕事の物理的なハードさがわかる『空の童話』
何度も読みかえしました。

特に『空の童話』は
店主の方と主人公の斎藤さんの最後のほうのやりとりで
年を重ねてできなくなりつつある書店の激務を具体的にあげて
あれもできない、これもできない、やってくれるのかい?
というくだりは
マジメなやりとりであるにもかかわらずどこかユーモラスで
ふふっと微笑みながら、くりかえし楽しんでいます。

この「たそがれ堂」は「風早町」という架空の町が舞台になっていて
町全体の中でシリーズがいくつか並列しているそうです。
ワタシはこのたそがれ堂のほか、もうひとつのシリーズくらいしか読んでいないのですが
スピンオフ…というより、映画のカメオ出演のように
ちらりちらりと他のシリーズのキャラさんたちが登場しているようで
通して読んでいる方はそちらもあわせて楽しめるみたい。
たしかに物語を知っていると、「あ!」ってなります。
そういう意味でもオトクにおいしい物語かもですね。

こんなふうにいきいきと描きだされるファンタジーだと
コミックで読んでみたいなーという気持ちもちょっと動かされるのですが
たぶん読者それぞれでイメージが違うでしょうから
ヘタにコミカライズとかすると「こうじゃないです!」がたくさん出そうなので
この意見は引っ込めておいた方がよさそうw

読み終わった後は
他のシリーズに移行するもよし
このシリーズの新刊を待つもよし、な
楽しみ方のバリエーションがある作品でした。

ファンタジーでも重いタイプ、ハードなタイプじゃなくて
ほんのり優しくてあったかい作品が読みたいなー
でもちょっと泣けちゃうようなジンとくるところもあるとなおいいなー
って方に、おススメいたします^^ 
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ふくはうちおにもうち

ジェニー・エンジェル

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