出版社からのコメント
「ふくはうち、おにはそと」といいながら豆まきをする習慣は昔からありますが、このお話ではいつも虐げられている鬼達をもいっしょに誘い込んで、いつのまにか福の神までやってくる楽しいお話です。民話風に作った話に、山本孝ならではの味付けをして、また新しい節分の本ができあがりました。

文章は内田麟太郎さん
絵は山本孝さん
出版社は岩崎書店です。

内田麟太郎さんの作品は
「おばけにょうぼう」
山本孝さんの作品は
「雪窓」「アブナイかえりみち」
過去記事で紹介しています。
タイトルと記事をリンクさせています。よろしければどうぞ合わせてお読みください♪

節分の絵本、鬼の絵本もだいぶ変わってきましたよねえw
ま、ワタシが情けない鬼の話が好きなせいで
うちのブログでは「ソメコとオニ」みたいなお話が優先で紹介されちゃうわけですがw
この本も笑っちゃう系の鬼の絵本です。

内田さんの作品はユーモアがあって好きです。
この「ふくはうち~」に関して言うと、おにをひっぱりこんでしまうおとこがなんとも笑える。
アンタの後先考えないヒトのよさが貧乏暮しを招いているだろう!
と言い切ってしまいたい。。。
そんでまた、山本さんの絵がねえ、でれっとしたおっちゃんでねえ
らしくていいんですわ~(^皿^)

鬼も最初は鬼っぽい(?)コワい顔なんですが
お酒の酔いでだんだんにゆるんできちゃって
どんどんコワ面白い顔になってます。
そして帰ってきたおかみさんはというと
なんとも幸薄そうな下がり眉★
福の神を必死でもてなしてる場面では、ものすごワルそーな顔になっちゃってたりw
(ホントはとっても帰りたい福の神の顔が非常に情けなく、好対照でございます。ふふ)

民話風というよりもごった煮風で
どんどんみんな(ヤケクソも含めw)テンションが上がって
お酒を飲んでる鬼とおとこと福の神だけでなく
飲んでいないおかみさんと子どもたちまでわあわあと盛り上がっていくあたり
お祭りっぽくもあり、お鍋で料理が煮立っているようでもあり。
出版社のコメントにもあるとおり、まさに『山本さん風の味付け』になっていて
なんとも楽しゅうございます♪

お祭り騒ぎの一夜が明けて
気持ちよく去る鬼
残る福の神、と
めでたしめでたし。
最後のページが文章といい絵といい
まだまだ寒い時期なのに、それでもこれからくる春をワクワクと待ってしまう
なんとも素晴らしい終わりかた。

節分がきたら
関東はそろそろ梅の花が咲きます。
そんな季節の変わり目ももうすぐだよと教えてくれるように
澄んだ空気を最後にふっと運んでくれる
ステキな絵本でした♪
スポンサーサイト

オニじゃないよおにぎりだよ

コンビニたそがれ堂 空の童話

comment iconコメント ( -0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( -0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。