この本を紹介しようと思って、図書館で調べたらフォア文庫しかありませんでした。
わたしが読んだのはハードカバーの児童書なので、収録作品も違いそう。
ここでは表題作の事だけ書くことにしますねー。

この本は、たぶんわたしの児童書ルーツのひとつです。
安房直子さんというと「きつねのまど」が有名ですし
それいがいにも、「色」をモチーフにして書いた作品が多数あるのですが
わたしは「食べもの」について書かれたこの作品に子ども心を射止められました。


なまけものの料理人、洋吉はおとうさんが亡くなってレストランに一人残されます。
なまけもののうえに腕がわるいので、お店の人もみないなくなってしまいました。
夜中にひとり、店のカウンターでこれからのことを考え困っていると、後ろから声が聞こえました…。


食べ物に関しての簡単で的確な言葉で洋吉の味オンチぶりを語り(笑)
それが変えられる様子も見事なら
そのあとの変化、そしてさらに謎があらわれ
洋吉がその謎を追いかける、という展開がすこしミステリータッチでもあり。
謎が解けたあとの結末、そして読後感もまたあったかく、元気が出ます。
美味しいお店カレーみたいなお話、ですかね。


これがわたしの面白い児童書の基準になっているので、
実を言うとどこが素敵で、どう面白いのか、ちゃんと書ける自信があまりありません★
全部!以上?…さすがにそれは手抜きですよね。
自分の物差しの説明をすることの難しさよ。

だいたいですね。
大人になって、絵本や児童書を読んでいて
本によっては
「もっと新しいイラストを描く人がさし絵だとイマドキの読者を獲得しやすいのになぁ…」
なんて生意気なことを考えたりするくせに


自分が読んだこの作品の絵はクラシックで、オールドタイプ。
でも「こうでなくちゃ」
なんて思っちゃったりしてますからね。
(追記:でも『銭天堂』のイラストのjyajyaさんならこの作品のリメイクイラスト、いいかも?って思いついちゃいました。
合いそうな気がするするー♪)

美味しい作品は、面白い。
そうわたしに刻みつけてくれた、何度読んでも懐かしい児童書です。
興味をお持ちいただけました方がご一読くだされば嬉しいです。
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