先月ご紹介した、空飛び猫シリーズの続きです。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
樹から下りるのが苦手なファービー家のアレキサンダーは空飛び猫兄妹の末娘ジェーンに助けられ、新メンバーになりました。街でのとっても恐ろしい体験から口がきけなくなっていたジェーンは、アレキサンダーの包容力ですっかりおしゃべりができるようになりました。ね、アレキサンダーってすごいでしょ。

文章はアーシュラ・ル・グウィン
絵はS.D.シンドラー
出版社は講談社
翻訳は村上春樹です。

シリーズは前2作
『空飛び猫』

『帰ってきた空飛び猫』
を紹介しています。

シリーズも3作目。
ちょっと毛色を帰るのが目的か?
空を飛ばない普通の猫が登場します。
その名も「素晴らしいアレキサンダー」!?
素晴らしいんだー?と思いながら読んでみると…
うーん、この素晴らしさはビミョウだww

ぶっちゃけ
彼をかわいいと思えるかどうかで
この作品の評価がかなり変わります。
それくらい、彼のウェイトは大きく、そして大事な立ち位置にいるのですが
キャラクターがこう、ねえw

キツいこと言いますとね。
自分が世界の中心くらいに思っちゃってて
ちょっと間違ったらメチャメチャ勘違い野郎になるのですよ。
でも気立てはいいし
おっとりしているので、憎めないボンボンキャラ。
ちなみにきょうだいはすでに彼をちょっとウザイよねーみたいな扱いw
このシリーズって、こういうところが妙~にリアルで笑えます。
ワタシのアレキサンダーの印象は
「アツくない松岡修造」でしたww
ご理解、共感いただけるかしら?

うざいといえば
実のところ、この巻の村上春樹さんの訳注も
少しくどくない?って思っています。
もともと、訳注とあとがきがふたつ続いていて
春樹ファンは嬉しいかもしれないけれど、ル・グウィンが好きで春樹さんはそれほど…だと
どうなのかなー?だったり。
英語を勉強するつもりならいいかもしれませんけど
実際のところ、翻訳の文章だけで対訳になっているわけではないので
このあたりもビミョウなんですよね★

ストーリー自体はそれなりに楽しめるので
構成がマンネリ化しているということなのかなあ、と思ってみたり。

でもって
それなのにブログで紹介するほど気に入ってるの?となると
これがまたシンドラーさんの絵だったりしまして。

ことにこの巻
巻頭にモデルの3にゃんの似顔絵があったりして、
もうたまらん!のでございます。ほほほ。

猫のポーズもいちいち可愛いしねえ。
アレキサンダーの家族の絵が最初に出てくるのですが
猫の寝姿って、本当に可愛いよね~となってしまい
なかなかページをめくれないですf(^▽^;

シリーズとしては目新しさはないのですが
そんな感じでまだまだ楽しめる作品でした。
次の4巻目で『空飛び猫』のシリーズの既刊は終わってしまうのです。
残念ですが
次の巻も近々ご紹介いたしますね~
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スマントリとスコスロノ

落ち葉 (たくさんのふしぎ より)

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