よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

タイトルの通り、夜が明ける様子を描いた静かな絵本です。


夜や眠りをかいた絵本はたいてい静けさがみなぎっています。
この本も例外ではありません。


他の本と違うのは、たいていの夜の本はこれから眠るので
静けさが深くなっていき、最後に眠りの静寂が訪れるのに比べて
この本は最後で夜が明けるので
明るさで終わり、このあとの昼の騒がしさを予想させることです。


始まりの闇は深いです。
夜明け前の月夜。お話に出てくるおじいさんと孫は毛布にくるまって外で寝ているので
それほど寒い時期ではないはずですが
月の明かりが冷たさを感じさせます。


1ページ、1ページ時が過ぎ
すこしずつすこしずつ朝が近づいてきます。
ものの輪郭がわかるようになり
まわりが薄暗い、といえるほど明るくなるころ
おじいさんが起きだし、孫を起こします。


そして二人がボートで湖に漕ぎだしてしばらくすると
夜明けの光がさしそめて
太陽が顔を出すのです。


半日村とおなじにこの本でも日は山から昇ります。
それが太陽の強さ、いきなりさを強め
自然のドラマを強く演出しています。


最後のページには文章がありませんが
わたしはいつも、ただもう見入っています。

ほっとしたいときに思い出す絵本です。



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彼方から

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー

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