読書の秋になってきましたね~♪
そして、もっと寒くなったら渡り鳥の季節でもありますね~♪


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
アメリカの偉大な鳥類研究家・画家ジョン・ジェームス・オーデュボンの少年時代。鳥は春に戻ってくるのか?私たちが鳥を理解するために非常に大事だった方法を、彼がその若き時代に、いかにして思いついたかを明かしてくれます。

文章はジャックリーン・デビース
絵はメリッサ・スウィート
出版社は小峰書店です。

オーデュボンって?と思ったら
鳥類の研究者というか画家としてかなり有名な方だったみたいです★
本の裏表紙にも彼についての記述がありますが、もっと詳しいことが知りたかったので
Wikiでどんな方か確認→ジョン・ジェームズ・オーデュボン
日本語文献に、この絵本プラスしちゃった^^

絵本の巻末に1枚
そしてリンクしたWikiにたくさんのオーデュボンの描いた鳥の絵があります。
驚嘆です!
メーリアンのときも驚きましたが、オーデュボンの絵もまた、なんと生き生きとしていることか。
この絵を描くためにどれほどの時間鳥たちといっしょに過ごし、どれほどの枚数の習作を描いたことか。
そして
おそらくはその行為は人から見るとどうしてあそこまで?と思われるほどの手間で
けれど本人にとっては至福極まりなかったんだろうなあ…と推測します。

この絵本は、彼の一生をあらわしたものではなく
けれど一生を決めた大事な時期をとりあげて物語にしていまして
これが大正解
もちろん、そこまでのこともその後のこともさっくりと書いてありますが
焦点を絞ったことで、ズームアップとズームアウトを上手に使った伝記になっているのです。
読みやすいし面白いですしね。
絵本で伝記を紹介するときに効果的な手法だなと感心しました。

そして、その手法をさらに効果的に見せているのが挿絵です。
絵本の巻末には、著者ふたりのあとがきがそれぞれありまして
挿絵画家のスウィートさんはそのあとがきで
絵本の絵の手法と、そこに至ったみちすじについてワタシたちに教えてくれています。

コラージュというと、つぎはぎの違和感を強くアピールし
それによって本の視覚的印象を強めている、と感じることが多いのですが
この作品ではどちらかというと
ひとつの絵、ひとつの手法では描ききれないので
コラージュでプラスしていきました、という感じで
全体の調和の度合いが高いように思われます。
とはいえ
貼りつけてあるのが紙だけではなく
鳥の羽はまだしも、干からびたカエルがあったりするので
かなりギョッとする箇所もありました★
(なんでカエルが…と思ったのですが、たぶんモズのハヤニエでしょうね~)

水彩画の若々しい感じと
コラージュされた実際の羽や植物など標本のリアルさが調和していて
文字数も多く、絵の種類や描き込みも多いのに
誌面全体が不思議に心良いハーモニーで、とても落ち着いて読めます。
物語と伝記のちょうど間くらいなので
小学校2~3年生くらいから、この作品のよさが伝わるかな?

オーデュボンの生涯については
大人向けのくわしい伝記も出ているようです。
気になったら探してみてもいいかも。
ワタシはとにかく彼の絵がもっともっと見たいので
絵の多い伝記がいいな…と検索したところ
オーデュボンの塗り絵本を見つけて、購入しようかやめようかメチャメチャ迷っているところですw

バードウォッチングが趣味の方に「こんな本あるよ」って紹介したりプレゼントしたりもアリかも?
とも思います。
気になった方はまず一度お手に取ってみてくださいませです♪
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おべんとう

水車のある教会(オー・ヘンリー ショートストーリーセレクション『最後のひと葉』収録作品)

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