表紙をみて「シンプルそうだなー」って思いました?
じゃあぜひ本を開いて驚いてくださいね~^^


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
太陽の国メキシコに暮らす、太陽のように元気な女の子エレーナ。ガラス吹きになることを反対されたエレーナは、男の子のふりをし、吹きさおを持って家を出ます。目指すは、ガラス吹き職人たちが集まるモンテレイの町。エレーナがさおを吹くとメロディーが流れ出し…。夢にあふれた旅がはじまります。

文章はキャンベル・ギースリン
絵はアナ・フアン
出版社はBL出版です。

タイトルに「セレナーデ」って入ってるから
もっとしっとりした感じかな?と思っていましたが
どっちかというとワクワク元気な雰囲気でした。

著者の紹介を読んでみると
文章のギースリンさんはアメリカ在住で
絵のフアンさんはスペイン在住なのでした。
だれがこのカップリングを考えたのかしらとか
絵本の打ち合わせはどんなふうにナニ語でしたのかしらとか
いらんことがいっぱい気になってしまいますね~。

かわいくて、どこかで見たことあるような気がするんだけど絶対に初めての絵。
どこだどこだと記憶の引き出しを探してみます。
センダックの線が細い感じとか、出久根育さんの色遣いとか、そんな感じです。
上記のおふたりの絵が好きな方はちょっと見て確かめてみるといいかもですよ?

でも
せっかくの表紙、中表紙といっしょじゃなくて
もっとドーンと派手な感じにしちゃえばよかったのにー★
わりと地味な表紙…ですよね?

中の絵は
影がきいていつつもビビッドな色遣いで
子どもがちょっと人形っぽくて
動物がヘタをすると人間たちより存在感たっぷりで
太陽も月も顔と表情があって
なんかこう、奇妙に楽しそう。
そうそう、それから
ガラスをふいている姿が皆さん美しくて
お仕事に対する尊敬と愛情が伝わる絵なのですよ♪
この画家さんのグリム童話絵本読んでみたいなぁ。イイ感じになると思うの。

文章の方は
リアルさよりもファンタジー色が強いです。

原文と翻訳がものすごいツボなところがありまして。
傍点の使い方が素晴らしく効いているのです。
一か所だけなので
気になる方は読んだときに思い出して探してみてくださいね♪

ガラス吹きという技術に
笛吹きっぽい音楽を絡めていて
楽しい雰囲気が全体的に漂っています。
音楽に詳しい人だともっと楽しいのかしら?
残念ながらワタシは「ロバのセレナーデ」も「メキシコ大行進曲」も知りません。
というか、この曲って実在するのかどうか…?
架空の曲っぽい気もするのですが
それならそれでどんなイメージなのかだけでも知りたいにゃあ。
絵の中にぴろりろあらわれる音符といっしょに曲が気になって仕方ないのです^^

文章も絵も音に合わせて踊ってるような軽やかさがあって
色が鮮やかだけどどっしりしている感じがいい重石になっていて
バランスが心地いい絵本。

ガラス作品を作るときは
とっても高温なので、るつぼの近くはとっても熱いのだと
何かで読んだ記憶があります。
汗が流れる暑い時期に読んでみてはいかがでしょうか?
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