毎年ではないけれど、何年かに1回思い出し「読みたいィ~~!」となる作品ですw


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて…永遠の名作。


なんと!
ちとググってみたらば
あのキャラメル・ボックスで舞台化されましたって?(2011年)
そしてDVDも出てるのですって?
やたら気になりますが、DVDを観る日が来るかどうかは…?

でも
この作品を初めて読んだ人、昨年グッと増えたんだろうなぁ~(笑)

ロバート・A・ハインライン作
出版社は早川書房。SF文庫です。

本が書かれたのが1956年?
内容の舞台は1970年と2000年
今にしてみると、どちらも遥か彼方ですねぇ。
だからSFのお約束で
年代はスルーして読まなくちゃ!なのですw

そして時代を感じるなぁ…と特に思うのが
さりげないとはいえ、かーなーりーの男尊女卑★
いや、大事にはしてるんですよ?
でもね
ハインライン的には無意識かもなのですが
女性に男性と同じような理論や行動を認めないの。
主人公のダンはリッキイとはそうとう歳の差があるのに
子どものときはちゃんと対等に会話をしています。
ところが
彼女は大人の女性になると
タイムトリップの話をみごとに理解できず
それどころか
話をえらい勢いですりかえるのです★
それにたいしてデレデレと対応する骨抜きのダン(というよりハインラインか)
…女の趣味がいいとは言い難いのでは…orz

とまあ
しょっぱなからこきおろしていますが
それでも取り上げちゃうのは
やっぱりこの作品が素晴らしいから!

ワタシはSFのロジックには強くないため
このストーリーが理論的にどうかというはあまりわかっていないのですが
そういうSF音痴っぽいニンゲンでも
面白く読めるストーリーです。

そして、なんていうか
高度経済成長期のめったやたらな楽天的ムードが全体に漂っていまして
やたらポジティブだったりするんですよね。
文章で書いているわけではないのですけど
OK!OK!大丈夫!未来も明るい!
そんなメッセージがこう、ページ全体から漂ってくるのですよ^^

さらに言うとね、この小説のキモは
なんたってピート!
ピートかわいいよピート!
ワタシその昔この本を読んで一気に猫派になった記憶がww
ハードボイルドな猫を飼ってみたい
という願いは今だ叶ってはおりませんが
そのうちチャンスがくるといいにゃあ♪

ピートの去勢に対しての強固なまでの抵抗感は
いまの猫事情にはあてはまりませんが、てか思いきり真逆の方向に進んでますけど
この作品にあらわれているのは
男の人(つーかアメリカ系のマッチョ?)の反応ということでw
ほかの作品にも出てきます。去勢の話。ハインラインにとっては言語道断らしいです。

読んでるときはそれほど感じないけど
男性的なSFなんですね、やっぱり。
その男性独特の強さ頼もしさ(そしてちょっとマヌケな感じw)がたっぷりで
「チャレンジすれば、どこかに必ずYESはある」
という肯定は
ワタシたちに心にしっかり根付かせたい大事なメッセージ。
だから
ダンがピートを支持するように
ワタシもこの作品を支持し続けるのです。
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かえるのうらめしやさん

いまさらですが自己紹介など

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