珍しく原作の方が他にいる作品です。
収録されている本はこちら↓


この作品は短編ですがわりにメジャーなので
このほかにもいろんな本に収録されているようです。

表題になっているゴールデン・ライラックも近々紹介の予定です♪

萩尾さんはインタビュー記事もけっこう本やムックになっているので
この「マリーン」について語った記事もどこかに載っていたはずです。
だってワタシが読んだ記憶がありますからw
萩尾望都マンスリーを検討したとき、何冊かインタビュー集やムックを読んでいますから
その中のどれかのはずなんですよねー。
たしか
萩尾さんご自身はスポーツがニガテ(もしくは好きじゃない、だったかな?)なのでスポーツものは描かない。
マリーンはそういう意味では珍しいスポーツものなんですよ…
といったお話だったように記憶しています。

でも
あんまりスポーツものっぽいストーリーでもないんですけどねw

どちらかというとSFに入るのかしら。
タイムトラベル系のストーリーですが
「夏の扉」の反対向き、というのか
未来に向かうことはなく
過去から現在までの閉じたお話で
グルグルとループして終わり…みたいな
強烈な完結感があります。

一瞬見つめ合い、恋に落ち
それがすべての始まりで最後…というこのシチュエーションは
ちょっと「ロミオとジュリエット」を思わせるような?

そして脇で主人公のエイブをこれでもかと迫害するディディットは
典型的な悪役なのですが
物語終盤近くでエイブにはわかってもらえなかった想いをコーチのテリーに口外されてしまいます。
このあとピッタリと登場しなくなり
なんだか魔法が解けてしまってあらわれることができなくなった魔女のようで
個人的にはちょっとだけ消化不良だったりもするんですけどね。
(ちなみにこのモヤモヤな感じは
かなり後の「マージナル」のラストで類似?なシチュエーションを読んだことで
なんとなく昇華されたような気分になってしまいました。不思議ですー)

キャラクターがいろいろと紋切り型の設定なのに
ステレオタイプには全然感じられないという
このストーリー。

マリーンというタイトルと
波のように寄せては返すイメージが美しくマッチし
まさに繰り返し読みたくなってしまう名作でした。

タイトルは知っているけど、読んだことないわ…
という方には
ぜひご一読をおすすめしたいと思います。
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11人いる! ※追記あり

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