どこで知った絵本だっけ?
このまえのほろ酔い絵本会ではないと思います。。。
どなたかのブログかも。出典書けずごめんなさいです★


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
1974年8月7日、完成間近のニューヨーク・世界貿易センターのツイン・タワーの間を、綱渡りした男がいた!若き大道芸人・フィリップ・プティが地上400メートルの高さで繰り広げるパフォーマンス。いまはなきタワーの思い出として、人々の驚嘆と喜びを描いた迫力ある絵本。2004年コールデコット賞ボストングローブ・ホーンブック賞「絵本部門」受賞。

モーディカイ・ガースティン著
小峰書店より出版

この絵本を読んだとき、真っ先に思い出したのがこの動画です。

(たしかvimeoの画像で見たと思うのですが、画像埋め込みができなかったので、You tubeで同じ画像を探しました)

どうしてこんな危ないことを?

ワタシは真っ先に考えてしまうのですが
それを「する」人の気持ちというのは、意外と
「ボールを3つ見たら、お手玉をする。それと同じで、ふたつのタワーを見たら、その間を歩く。」
と同様の単純な「渡ってみたい」というワクワク感だけなのかもなあ。

そして
そのワクワク感を叶えるためには綿密な準備と
適切なサポートと
自分のしたことの責任をしっかりとる気慨も必要!

ツインタワーの間を綱渡りする、と思いついてからの
プティの準備の段取りのよさと
終わったあと警官の手錠に手を差し出すという潔さに、彼の満足の深さをみて感心します。
つかまって裁判になることも、有罪になる覚悟もできてたんでしょうね。

ちなみにこの話
物語風に書かれていますが、実話ですからね!


彼の綱渡りの様子は観音開きを使った2つの見開きで堂々と描かれていて
目がくらむような高さ、風と空と鳥と彼と自由が余すところなく美しい筆致であらわされています。
ワタシのような高所恐怖症の気があるニンゲンをドキドキさせるんですから
それはもう素晴らしいですよ。

いまはもうないツインタワー
その思い出を、あの崩壊の出来事ではなく
できたばかりの姿と、それにまつわる驚くべき出来事で残そうとした
著者の想いに胸が熱くなります。

日本でももっと時間がたって
東北のことを思い出すよすがの本を作ることがあったら
事件ではなく、こんなふうな当時の出来事といっしょに
懐かしい思い出を語ってほしい

そう思わせてくれるような美しく、自由な作品でした。
機会がありましたら、どうぞ手にとってご覧ください。
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大きな音が聞こえるか ※追記あり

数寄です!(1~3)

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