2月の〆はこの絵本!って
決めてましたの。



商品の説明
きのくに(和歌山県)の太地のおはなしです。クジラとおとこ達のたたかいがもの凄い迫力で描かれています。見開きになり一冊の本が2冊の大きさになります。賢いもりくいクジラ、太地の若者の姿と一番最後のページで、ひよりじいさんの苦しそうな顔と罪もないクジラを捕らえなければならない、貧しい村の民のかなしさと生き様を描いています。

文章は川村たかしさん
絵は赤羽末吉さん
出版社は実業之日本社です。

赤羽末吉さんの絵本
けっこう過去記事で紹介しています。
気になった方には無精でゴメンナサイなのですが、サイドバーの検索からどうぞ!

読みなおしてみて
あれれ?けっこう短い物語?って思いました。
絵とかストーリーが濃いから
児童書並みに長いような気がしていたよ…
文章量はたしかに多いですが、絵本ですからね
ひとり読みは1年生じゃきついかもですが小学校低~中学年ならいけそう。

クジラとりを生業としている村の昔話で
あれよあれよと昔語りがはじまります。
賢いクジラのボスと
そこに立ち向かう男たち。
なによりすごいのは「はなきり(クジラが逃げられないように、鼻先にとらえるための穴をあける作業)」をするために
海に飛び込み息を詰め泳ぎ
クジラに生身で飛びかかるその勇気。

その迫力たるや!
クジラを獲るのが乱暴だの野蛮人だの言う外国人の方いるようですけどねぇ
こんだけ体力知力振りしぼっての格闘なんですよ!
しかも獲った後は捨てるモンないくらい徹底的にいただいてるんですよ、日本人は。
おいしい舌だけ切り取って後の部分を捨ててあげく種族を絶滅させた
どこぞの大陸の人たちに言われたかないね!本気で!

思い出し怒りしたりなんかして。

この戦闘シーンの始まりの部分が
「商品の説明」で書いてあった見開きさらに開く、の4ページ分観音開きの絵なわけですが
これがもうスゴいったらステキだったら!
もともと大判の絵本ですので
さらに迫力かつ勇壮
書店じゃ見られないのが残念。
図書館にはたいていあるはずですので
思い出したらぜひこの見開きだけでも!と
最後にならないうちに強くおススメしちゃいますよ。

オトコの世界ですので
色合いは渋いですが
日に焼けた肌だの赤いふんどしだの彩った船だのが
重たい春になりかけの海に映えます。
カッコイイ!っす。

個人的にはこの本が
赤羽さんの最高傑作じゃないかしらん?と思っております。
書店で買えなくなっちゃったのはかえすがえすも残念なり★
(時代的なものが影響しているのかなー、やっぱり…)

赤羽さんファンならずとも一見の価値ありですので
ぜひぜひぜひ!と再度強くおススメしておきま~す!
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イソップ物語 13のおはなし

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