タイトルからしてホラーだよね…と、ちょっとびくびくでしたが怖すぎなくてよかったです♪

 

『銭天堂』のファンだし、なんとなく雰囲気的にこれはイケそう…と思って読んでみました。うんうん、アタリです♪

シリーズではなく読み切りなのでそれが残念ですが、この出版社とは初めてのお仕事(たぶん)なので、今後に期待かも。つか、出版社を見てアレ?ってなったです。ティーン向けの本も出してるんだ。東京創元社は文庫でミステリ&ファンタジーの印象が強くって。勉強不足でゴメンナサイです。

 

『陽』と『陰』が非常にわかりやすいです。ただ、『陽』のチカラで『陰』が滅びるというよりも、『陰』の存続にほころびが出ているところに『陽』の要素が強い茜があらわれて『陰』の終息を手助けする、といったほうが正しいかな。

『陰』に対する復讐心が小さい助けとなる、この裏側からの援護がイイ感じにひねられているので説得力が抜群でございます。

 

逆にちょっとだけ残念だったのは、『陽』である茜の家族的背景を活かしきれてなかったような感じがすること。どこかで方向転換したのかな?

「ここ、伏線だよね」って期待したエピソードの回収がなくて、肩すかしをくらったところもありました。残念。

 

ストーリーはだいたいあらすじ通りに展開していますが、あらすじに出ていない主要で影の存在の少女がいます。表紙にも姿はあらわれていないけれど、読み終わった後で再度見直すと「ああ」ってなります。切ない…。

この存在が非常~にキモでして、わたしは彼女が大好きになったので、絵になっていないのが残念なような、グロい姿っぽいので出さないのが思いやりのような…。

 

時代性よりもファンタジー性やホラーっぽさのほうが際立ちますので、そういうものねと思って読まれるのがよろしいかと。

児童書よりちょいっと上の年代、いわゆるティーンズ向けですが、小学校高学年くらいの本好きさんならヨユウで読めると思います。

コワイ本スキー、でもハードなのはちょっとニガテな方には、ドンピシャ!でおススメしちゃいまーす♪ 

 

 

 [た行の出版社]  [な行のタイトル]
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