伝記というか、自伝ですな。
「14歳の世渡り術」というシリーズの1冊です。
このシリーズのことは知っていましたが
本を読んだのは初めてのような。
また今度別の本を読んでみようかな。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
旭山動物園元飼育係の絵本作家がこれまで体験してきた、たくさんの生と死。残った自分は、どんなふうに生きて行くんだろう-。ともに生きた時間の、新しい意味が見えてくる一冊。

著者はあべ弘士さん
出版社は河出書房新社です。

飼育係の本…というのがわかって思い出したのは

原作が西山としおさん、でしたか。
古い本でトシがバレますが、面白かったんですよ、コレw

とはいえ
読んでみますと
コミックと活字の違いとか
年代的な違いもありますが
著者の小さい頃の体験から始まっているので
なんかプレ動物園日誌がオマケでついてるのかなと思っちゃったり。

詳しく知らない動物に
ある意味体当たりでぶつかるようにしながら育てる飼育係というお仕事。
もちろん死も多く起こります。
無知からでなくても、病気になったり年をとったり
事故が起きることだってあるでしょう。
そんな中で繰り返し考える「死」の意味。

飼育係という仕事の内容を知るとともに
死生観について自分もいっしょに考えていたりしました。
動物相手であべさんはこう考えているみたいだけど
これがたとえば人を相手にする看護婦さんだと
どんなふうに感じたり考えたりしているのかな、とか
思考が流れたりしながら読んでいて。

本の方でも飼育係話がいつのまにか
旭山動物園の変遷に移り変わっていて
意識がリンクしてるような気持ちになって面白かったですね~w

ちなみに旭山動物園の園長さんとあべさんとの約束はシビレましたよ。かっこいいっす!
あべさんの絵にかける意気込みも伝わりますし
飼育係という仕事を経験して
現在の死生観もはっきりと「こう思う」と書いてくださっているので
それにたいして「そうか」とか「そうか?」とか
自分なりの意見を模索することもできます。

考えながら読むことができる伝記というのは
あまりないように思いますので
自伝でありつつ
思考のテキストみたいな使い方ができる
面白い作品だと思いました。

不勉強なことに
あべさんの絵本はたぶん未読ですので
このあとで読んでみたいと思っています!
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